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2008年6月27日 (金)

グッドウィル廃業はビッグチャンス

日雇い派遣最大手のグッドウィルが廃業を発表しました。
これは派遣問題に関わる人にとってはグッドニュースであります。

もちろん、
「グッドウィル潰れた。折口、ざまあwwwwww」
というような意味ではありません。

そんなことで溜飲を下げたところで、何の問題解決にもならないからです。

グッドニュースの意味はもっと本質的というか、実質的なところにあります。

以前にも書いたことがありますが、派遣ユニオンの人たちや、派遣問題を解決しようとしている人たちは、何故に自分達で派遣会社を作ろうとしないのか、疑問でした。

参考「派遣問題を自分で解決する方法」

しかも、今回は日本最大手の企業が、自ら廃業するわけです。
これをビッグチャンスと呼ばずして、何がチャンスなのでしょう?

いままでつきあってきたクライアントもいる。
派遣登録している人たちのリストもある。
なんなら、この会社を1円で買うことも可能かもしれません。

今、グッドウィル買収に動けば、ニュースにもなります。
そうすれば、支援者が現れることも期待できます。

こんな恵まれた条件で事業を継続できるチャンスはめったにありません。

派遣ユニオンはぜひ、経営者の立場でここに切り込んでいって、派遣問題解決の道を示して欲しいと思います。(竹井)

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受信: 2008年6月27日 (金) 14時07分

コメント

派遣ユニオンにとって、ビッグチャンス!

実になるほどの指摘です

ただ、昔から疑問だったんですが

労働組合って、なんのために活動してるのか?

派遣ユニオンのことじゃなくて、世間一般の労働組合に対する感想なんですが

労働者の給料や休暇や身分保証の権利を守るため、
なのか
自身の労働によって社会に価値を提供したいのか?

どちらも、というのはタテマエで
日教組を見てると、ホンネは前者99%のようにしかみえない私は
ひねくれもんですか?

竹井さんの記事の趣旨とかなり違ってますけど、組合と聞くと、なんだかなあ、という印象が根深いもんですから、ついpunch

こんどのことは
まさに派遣ユニオンのホンネ、本性、肝っ玉が試されてますね

投稿 大浦 | 2008年6月28日 (土) 18時10分

こんにちは

>労働組合って、なんのために活動してるのか?

これは良い質問ですね♪
この問い掛けをもとに、新記事を一本、書きますね。
そちらがレスになります。少々お待ちを。

投稿 竹井善昭 | 2008年6月30日 (月) 03時48分

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