「第12回国境マラソン IN 対馬」(同実行委員会主催、西日本新聞社など後援)が6日、対馬市上対馬町三宇田浜をスタート・ゴールとするコースであった。韓国人145人を含む1063人が、国境をわたる風を感じながら健脚を競った。
2キロ、3キロ、5キロ、10キロ、ハーフマラソンの5種目22部門と、中学生以上を対象としたウオーキング(約6キロ)があり、ハーフ一般男子では福岡市の会社員岩見和明さん(21)が1時間10分40秒で優勝した。
国内参加選手は県内だけでなく、福岡や鹿児島、宮城、新潟などからも来島。沿道では住民が日韓の小旗を振りながら声援を送った。10カ所の給水所などではボランティア約450人がランナーの世話をした。
=2008/07/07付 西日本新聞朝刊=