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洞爺湖サミット:デモ計画の韓国人1人を逮捕

 主要国首脳会議が開かれる北海道洞爺湖で遠征デモを計画していた韓国の全国民主労働組合総連盟(民主労総)の幹部4人が新千歳空港で入国を拒否され、うち一人が札幌入国管理局の審査官に暴行を加えた公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。

 日本側の報道によると、逮捕されたのは民主労総保健医療労組のイ・グンソン副委員長(48)。イ容疑者は一行が抗議する場面を撮影するためカメラを取り出したところ制止されたことに腹を立て、審査官を暴行し入国審査を妨害した疑い。

 民主労総は入国目的について、「日本の労働組合や社会運動団体と結成した主要8カ国(G8)行動ネットワークなどの招きで入国しようとしたが、日本の入管が妥当な理由なく入国を拒否した」と主張している。

 民主労総は「日本政府は民主主義社会で当然認められる表現の自由を抑圧し、G8に反対する世界市民の声を封殺しようとした」と非難した。

李錫雨(イ・ソクウ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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