エステやヨガの店舗を全国展開する「シュウコーポレーション」(大阪市北区)が今月初め、各地の店舗の営業を突然停止した問題で、同社は直前まで利用者との間で新規の契約を結び、代金を受け取っていたことがわかった。
大阪市城東区の女性(30)は4月中旬に3年間のエステコース(25万円)、6月25日に別の3年間の脱毛・エステコース(25万円)をそれぞれ契約し、クレジットカードで支払った。今月2日に大阪市内の店舗に行くと営業していなかったという。女性は「何も聞かされておらず、契約代金を返してほしい」と話した。
本社が入るビルのフロアを管理する会社によると、同社と賃貸契約を結んだ昨年12月直後から家賃の支払いが滞り、今年7月に退去することになっていたという。(板橋洋佳)