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北海道洞爺湖サミット
市民目線で政策提言 50NGOが「サミット」
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「市民サミット」の歓迎レセプションで、交流を深める世界のNGO関係者 |
洞爺湖サミットに合わせ、国内外の非政府組織(NGO)が環境や貧困問題を話し合う「市民サミット2008」が六日、札幌市の札幌コンベンションセンターで開幕した。約五十のNGOが参加し、八日までの三日間、同センターを主会場にシンポジウムなどを開き、市民の側からの政策提言を目指す。
東京を拠点とするNGO団体「2008G8サミットNGOフォーラム」と道内のNGOでつくる「G8サミット市民フォーラム北海道」の主催。
初日はシンポジウムに続いて歓迎レセプションを開き、各国のNGO関係者約四百人が交流を深めながら議論を重ねた。
一方、サミットに反対する道内外二つの市民団体は六日夕、洞爺湖サミットの主会場に近い伊達市と胆振管内壮瞥町、豊浦町の三カ所に活動拠点となるキャンプ地を開設した。外国人を含む約四百人が七日から三日間、洞爺湖周辺でサミット反対のデモ行進を行う。
また、札幌市の大通公園周辺では六日、チベット独立を支持する団体などがデモ行進を行い、計約百人がG8首脳らに向けてチベット問題の解決を訴えた。