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■ iPod, PSP, 携帯用動画をDVDから無料で作る方法 (字幕OK)

DVDから作成したiPod用動画のサンプル この記事では、iPod、PSP、携帯電話などで再生可能な動画を、DVDから無料で作成する方法について紹介していきます。

この手の動画の作成には「QuickTime Pro」などの有料のツールを使う方法が有名ですが、ここではとにかく、「無料」でしかも「高品質」な動画が作れることにこだわりたいと思います!

最終的に「携帯動画変換君」というフリーソフトで仕上げていきますので、iPod、PSP、携帯のどちらのデバイスで再生するにしても、作業の内容は同じです。この記事では、iPod向けの動画の作成を例に、説明をしていきます。

iPodや携帯は画面が小さいため、字幕が見えにくくなる問題があるかと思いますが、
ここでは必要に応じて字幕部分を拡大することで、この問題にもきっちり対処していきます。
(字幕を拡大する関係上、画面右端に表示される字幕は切れて見えなくなってしまうこともありますので、その点についてはご了承いただきたいと思います。)

映画一本でだいたい250MB、30分番組で50MB程度のファイルができあがります!



作業をはじめられる前に、「コントロール パネル」→「フォルダ オプション」→「表示」タブ
にて、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外しておくようにしてください!



▼ 必要なツールの準備

以下、今回必要なすべてのツールについて、インストールの手順を説明していきます。
ツールの数がやや多く、インストール先の設定がやや複雑なので
注意して作業するようにして下さい。

また、今回使用する「QuEnc」というツールは、直接iPodやPSP用の動画を作成することもできる代物ですが、説明を簡単にすることと、作業をより確実に行うというねらいから、
携帯動画変換君」というツールを併用したノウハウを紹介していきたいと思います。

» DVDリッパーのインストール

ソースとなるDVDから、すべてのファイルをひっぱり出す必要がありますので、
DVD Decrypter」 か 「DVDFab HD Decrypter」のどちらかをインストールしてください。

» 「AviSynth」のインストール

AviSynth のダウンロード
続いて 「AviSynth」 というツールをインストールします。
「AviSynth_257.exe」 というファイルをダウンロード してください。

ダウンロードしたファイルを開いて、「I Agree」 をクリックすると次のような画面になります。

AviSynth のインストール
ここでは上のように、3つの項目にチェックをつけて「Next」をクリックします。
最後に「Install」をクリックして、インストール作業を完了させましょう。

» 「DGIndex」のインストール

リッピングしたDVDファイルからD2Vファイル(映像を構成する各フレームがどのような順番でつながっているのかなどの情報を整理したもの)を生成する必要があるので、
DGIndex をダウンロード します。
DGMPGDec Version 1.3.0 Executables」というファイルをダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルはzip圧縮されているので、適当なツールで解凍してください。
ZIP形式解凍ツール: 「Lhaplus」 のダウンロードはこちら

» 「DGIndex」は、解凍したフォルダがそのままインストール先になります。
どこに解凍しても問題はありません。解凍後は下のようにファイルが展開されます。

DGIndex インストール後の様子

» 「VobSub」のインストール

VobSub は、DVDから字幕データを抽出することのできるツールです。

VobSub をダウンロード して、インストーラーを起動しましょう。
上から2つ目の 「download2.videohelp.com」 からダウンロードしてください。

VobSub インストーラー インストーラーを起動したら、特に何も設定は変更せずに、
English」→「Next」→「Next」→「Install」 と選択していってください。

» AviSynthプラグインのインストール

今回はAviSynthを使って、縦横比を調整したりインターレースを解除したり、ノイズを軽減したり
字幕をのせたりするため、全部で4つのフィルタをインストールする必要があります。
ここではその手順について、説明していきます。。。


まず上のように、「スタート」→「すべてのプログラム」→「AviSynth 2.5」→「Plugin Directory
と選択していき、AviSynthのプラグインフォルダを開いてください。

DGDecode.dll 続いて、先程 「DGIndex」 をインストールしたフォルダを開くと、左のような「DGDecode.dll」というファイルが見つかると思います。

こいつを下のように、AviSynthのプラグインフォルダにコピー&ペーストしてください!

また、インターレースを解除するために 「Decomb」プラグインをダウンロード します。

Decomb プラグインのダウンロード 左のように、「Version 5.22」と書かれたリンクをクリックして、プラグインをダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルはzip圧縮されているので、適当なツールで解凍してください。

Decomb.dll zipファイルを解凍すると、左のような「Decomb.dll」なるファイルが生成されますので、先程と同じ要領で、AviSynthのプラグインフォルダにコピー&ペーストしてください。

UnDot フィルタのダウンロード
次に、ノイズを軽減するためのフィルタである 「UnDot」フィルタをダウンロードします。

Download」と書かれたリンクをクリックして、「UnDot.zip」なるファイルをダウンロードしたら、
先程と同様、解凍して「UnDot.dll」をAviSynthのプラグインフォルダにコピー&ペーストしましょう。

VSFilter プラグインのダウンロード
最後に、「VobSub」で作成した字幕データをAviSynth上でも扱えるようにするために、
「VSFilter」プラグインをダウンロードします。

ここで注意なのですが、必ず「VSFilter 2.35」をダウンロードするようにしてください!
(「VSFilter 2.36」は、「Media Player 6.4」のプロセスが死ななくなったり、
「QuEnc」が正常に動作しなくなるなど、様々なトラブルの原因になりますので、
間違ってダウンロードしないように注意してください!)

vsfilter_20050301.zip」 なるファイルをダウンロードして解凍すると、
Release」 と 「Release Unicode」 の2つのフォルダが展開されますので、
Release」 の方を開いてください。

フォルダ内の 「VSFilter.dll」 をAviSynthのプラグインフォルダにコピー&ペーストすれば、
AviSynthプラグインのインストールはすべて終了です!

作業後のAviSynthプラグインフォルダは、下のようになっているはずです。

AviSynthプラグインのインストール後の様子

» 「QuEnc」のインストール

QuEnc」 は、フリーのMPEG-2エンコーダーです。

今回は「AviSynth」でいくつかの処理を施し、後は「携帯動画変換君」に放り込むだけ、、、
という状態のMPEG-2ファイルを作る目的でこの「QuEnc」を使用します。


左のサイトから「QuEnc 0.72」をダウンロード
します。

Download」と書かれたリンクをクリックして、「QuEnc072.exe」なるファイルをダウンロードしましょう!

ダウンロードしたファイルを開いて「Extract」をクリックすると、指定したフォルダ内に
「QuEnc」がインストールされます。(インストール先はどこでも構いません)

» 「携帯動画変換君」のインストール

「QuEnc」で作成したMPEG-2ファイルを、最終的にiPod、PSP、携帯で視聴できるようにするために、「携帯動画変換君」というツールを仕上げに使用します。

iPodユーザーには関係ないと思いますが、「携帯動画変換君」の動作には
QuickTime (無料版)」が必要ですので、必要に応じてインストールするようにしてください。

QuickTime のインストールが済んだら、携帯動画変換君をダウンロード しましょう!
ダウンロードしたファイルはzip圧縮されているので、適当なツールで解凍してください。


ファイルを解凍すると、中に 「Setup.exe」というファイルが展開されるのでこれを開きます。
上のような画面になったら、あなたの目的にあった出力ファイル形式を選択して、
設定」ボタンをクリックしてください。(ここではiPod向けの設定を選んであります)


▼ DVDのリッピングとD2Vファイルの作成

まずはインストールしたDVDリッパーで、ソースとなるDVDからファイルを抽出します。

DVD Decrypter を起動し、「FILE」モードでDVDファイルを吸い出しましょう!
参考記事: 「DVD Decrypter」 を使ったリッピングの方法 (FILEモード)
参考記事: 「DVDFab HD Decrypter」 を使ったリッピングの方法 - プロテクトDVDの場合


リッピングが済んだら、DVDを入れた状態でもう一度DVD Decrypterを起動します。

DVD Decrypter - IFOモード 起動したら、キーボードの「 I 」をたたくか、左のように、「モード」→「IFO」から、DVD Decrypter をIFOモードに切り替えてください。




切り替えができたら、右の「入力」タブのところに注目します。

左の例では、「PGC 1 [02:05:02]」の部分が灰色になっていますね。

これは、「VTS_06」というVOBファイルに、メインムービーが入っていることを表しているので、このVOBファイル名(ここでは「VTS_06」)紙などにひかえておいてください。


次に、右の「ストリーム処理」タブに注目します。

たとえば洋画の場合、英語・日本語の2つの言語が収録されているので、AVIファイルにどちらの言語の音声を使うのか、選ばなくてはいけません。

左の赤い四角で囲った部分を見てください。

「0x80 - Audio - AC3 / 6ch / English
「0x81 - Audio - AC3 / 6ch / Japanese
「0x82 - Audio - AC3 / 2ch / English
と書いてありますが、このように、「Audio」という表記を含むのが、収録されている音声ファイルです。

この例では、3つの音声ファイルがあって、さらに「6ch」と「2ch」の2種類に分かれていますね。
分かりやすいよう、上から順に「Track 1」・「Track 2」・「Track 3」と名前をつけておきます。

この中で、実際にiPod動画の音声に使用するのは、「AC3 / 6ch」のものです。
(2ch の音声ファイルしかない場合もあります)

たとえば、英語音声(字幕付き)のiPod動画を作りたければ、
「0x80 - Audio - AC3 / 6ch / English なので 「Track 1」、そうではなくて、
日本語吹替版のiPod動画を作りたければ、「0x81 - Audio - AC3 / 6ch / Japanese
なので、「Track 2」を選ぶことになります。

ここで選んだトラックの番号を、紙にひかえておきましょう!(あとで使いますので。。。)
(なお、ドラマやアニメの場合、トラック番号は「1」になるケースが多いと思います。
「LPCM / 2ch」という音声ファイルしかなかった場合も「1」を選びましょう!)

メモが済んだところで、今度は「DGIndex」の出番です。

「DGIndex」を起動したら、「F2」をたたくか、「File」→「Open」で、
さっき紙にひかえておいたVOBファイルを開きます。

このとき、リッピングしたVOBファイルの内、紙にひかえてある番号のものを
すべて選びますが、末尾が0のものは除きます。

この例では、紙にひかえてある番号が「VTS_06」なので「VTS_06_0」以外のすべてのファイル、
すなわち、「VTS_06_1」〜「VTS_06_5」の5つのファイルを選んでいます。

ファイルを選択すると、上のような画面になるので、これでよければ「OK」を、
まだ足りない場合は、上の「ADD」から必要なファイルをすべて開いて、「OK」をクリックします。

VOBファイルを選び終わったところで「F5」をたたくと、Information」なるウィンドウ
が右端に出現して、プレビューを見ることができます。

この時左のように、「Aspect Ratio」と書かれた項目が目に入ると思います。

これはソースの映像の縦横比を表していて、「横16に対して縦9」であることが分かります。この比率は重要なので、紙などに控えておきましょう!

縦横比をチェックしたら「Esc」キーをたたいてプレビュー表示を終了します。

■ DGIndex の設定

Forced FILM の有効化
上のように、「Video」→「Field Operation」→「Forced FILM」 と選択していき、
Forced FILM」を有効にします。(「Forced FILM」の項目にチェックをつける)

「Forced FILM」を有効にすることでインターレースの影響を大幅に軽減することができますので、
日本市場向けのDVDを扱っている場合は必ずチェックを入れるようにしてください。

IEEE-1180 Reference
また、「Video」→「iDCT Algorithm」→「IEEE-1180 Reference」から、
使用する逆離散コサイン変換のアルゴリズムを 「IEEE-1180 Reference」に変更しましょう。
画質を高める効果があります)

Decode to WAV
上のように 「Audio」→「Output Method」→「Decode to WAV」にチェックを入れることで、
DVDに収録されている音声をWAVEファイルとして出力することができるので
チェックを入れておきましょう!


Audio」→「Track Number」の設定では、先程メモしておいたトラック番号
を選択するようにしてください。

■ 範囲の設定

ドラマやアニメなどの場合、一話分だけiPod動画化したいということが多いと思います。
(本編全体をiPod動画化する場合は、ここは読み飛ばしてください)

そのような時は、画面の下の方にある、上のようなバーを使って、
iPod動画にしたい範囲を指定します。

つまみを左右に移動させて、(位置の微調整は、でできます。)
範囲の開始地点でをクリックし、範囲の終了地点でをクリックしてください。

以上でDGIndexの設定はおしまいですので、「F4」をたたくか、「File」→「Save Project」で、ファイルの保存先を指定します。

保存先を指定したらすぐに作業がはじまるので、「Information」ウィンドウ内の「Remain」 が 「FINISH」と表示されるまで、ひたすら放置です。。。





▼ AviSynthスクリプトの準備

ここでは、前のチャプターで作成したD2Vファイルをもとに、
QuEnc」でMPEG-2ファイルを作成する準備として、
AviSynth」のスクリプトファイルを用意します。

一見難しそうに見えるかもしれませんが、ほぼすべてコピペでうまくいくようにしてありますので、
安心して作業を進めていただければ、、、と思います。

まずは先程D2Vファイルの保存先に指定したフォルダ内で、右クリック→「新規作成」→「AviSynth Script」と選択していき、新しいAviSynth Scriptファイルを作成してください。

適当な名前(ただしファイル名の末尾は「.avs」)を付けたら、フォルダ内は左のような状態になるはずです。
(ここでは、「新規AviSynth Script.avs」を「silenthill.avs」というファイル名に変更しました)

この新しく作成したAVSファイルを開くと、何も書かれていないメモ帳の画面が立ち上がるはずです。

そこに次の1行をコピー&ペーストしてください。
ただし、赤くなっている部分は、あなたのD2Vファイル名に修正するのをお忘れなく。。。

mpeg2source("silenthill.d2v")

コピペが済んだら上書き保存してファイルを右クリックで開き、「Play」 をクリックしてやると、「Media Player 6.4」が立ち上がって再生が始まります。


ここできちんと本編が再生されていれば問題ありませんが、
万が一上のようにエラー画面が出てしまった場合は、入力したD2Vファイル名が間違っているか、
「DGDecode.dll」 をAviSynthのプラグインフォルダにコピペ できていない
ことが原因ですので、よく確認してみてください。

ビデオ ストリームを再生できません。適切な伸長プログラムが見つかりませんでした。」 というようなエラーが出てしまった場合は、お使いのパソコンに MPEG-2 コーデックのデコーダがインストールされていないことが原因ですので、「PowerDVD」 の体験版 をインストールして、再度本編が再生可能か確認してみてください! (PowerDVD はパソコン上でDVDを再生するためのツールです)

無事に本編が再生されることが確認できたら、AVSファイルの内容を次のように修正します。

mpeg2source("silenthill.d2v")
LanczosResize(512,288)
FieldDeinterlace()
Undot()
audio = Wavsource("silenthill AC3 T01 3_2ch 448Kbps 48KHz.wav")
AudioDub(audio)

上で赤く色をつけた部分は、フォルダ内に保存されている音声ファイル名に必ず変更
するようにしてください。

上書き保存後にさっきと同じ要領で再生を確認すると、今度はサイズが「512 × 288」に補正され、インターレースやノイズがカットされた、音声付きの動画が再生されるはずです。

ここでもしうまくいかないような場合は、もう一度AviSynthプラグインのインストールがしっかりできているか、音声ファイル(WAVEファイル)名は間違っていないか確認するようにしてください!

» 次は字幕データの準備ですが、今回は字幕が不要であるならば、さらにその先の
MPEG-2ファイルへの変換 に移ってください!


▼ 字幕データの準備

ここでは、先程インストールした「VobSub」を使って、字幕用のデータを作成します。
スタート」→「すべてのプログラム」→「VobSub」→「VobSub Configure」 と選択してください。

新しく、「Filter: VobSub」というウィンドウが開いたら、左下の「Open...」をクリックしてください。

ファイルの種類」 を 「Ifo and Vobs, for creating idx/sub (*.ifo)」 に、
ファイルの場所」 を、さっきリッピングしたDVDファイルを保存してあるフォルダに
変更してください。

ここで開くファイルは、紙にメモした名前のファイルです。
(ここでは「VTS_06」とメモしてあるので、「VTS_06_0.IFO」を選択しました。)

字幕データの保存先
このとき字幕データの保存先を訊かれますが、ここでは必ず、先程AVSファイルを保存したフォルダと同じフォルダを指定するようにしてください。

保存先を指定すると、上のような画面になります。

上の図で赤く囲った部分には、「01 - English」「02 - Japanese」「03 - … のように、
いくつかの字幕用ファイルが表示されていると思いますが、まずは、
「Japanese」以外のファイルをすべて取り除いてしまいましょう!
(不要な言語のファイルをクリックした状態で、「<--」ボタンをクリックしてみてください)

上の例では、日本語字幕用ファイルが6つありますが、どれかひとつを選ぶことはせず、すべてのファイルを選ぶようにしてください。

準備ができたら、「OK」をクリックしましょう。

字幕データ作成後の様子 無事字幕データが出来上がると、AVSファイルを保存したフォルダは左のような様子になるかと思います。

通常、パソコンの画面上で見る分にはこのままで良いのですが、今回はiPod、PSP、携帯といった画面の小さなデバイス上での再生を目標にしているため、ひとつ問題が浮かび上がってきます。

そう、、、このままではせっかくの字幕が小さすぎて、読むのに非常に苦労するという問題があるのです(笑)

この問題に対処すべく、ここでは字幕部分のみを拡大してiPodなどの画面上でも問題なく視聴できる字幕データに変換していきます!

それでは先程と同じように、「スタート」→「すべてのプログラム」→「VobSub」→「VobSub Configure」 から「Filter: VobSub」ウィンドウを立ち上げてください!

Open」 をクリックして、今度はさっき作成した字幕ファイル(ここでは「VTS_06_0.idx」)
を開いてください。


字幕データを開いたら上の図のように、まず2つある「Scale」のつまみを左右だいたい同じ高さになるように引き上げます。

つまみを引き上げると、赤い枠が大きくなったと思いますが、それだけ
字幕のサイズが大きくなったことを意味します。

だいたいもとのサイズの1.5〜2倍くらいになったら、今度は赤い枠をマウスで移動させましょう。
だいたい左右同じくらい黒い枠からはみ出していて、下はほんの少しだけ黒い枠からはみ出す
程度の位置
に調整したら、「OK」をクリックしましょう!
(「Align」ボタンを押したまま「OK」をクリックすると、字幕が表示されなくなってしまうので
注意してください)

字幕データの拡大が済んだところで、もう一度AVSファイルを開いてください。

mpeg2source("silenthill.d2v")
LanczosResize(512,288)
FieldDeinterlace()
Undot()
VobSub("VTS_06_0")
audio = Wavsource("silenthill AC3 T01 3_2ch 448Kbps 48KHz.wav")
AudioDub(audio)

上のように、「VobSub("VTS_06_0")」なる1行を追加しましょう。

ここも毎度の注意ですが、『VTS_06_0』となっている箇所は、あなたの字幕データのファイル名に置き換えるようにしてください。この時、「.idx」や「.sub」などの拡張子を一緒に打ち込まないように注意してください。


上書き保存が済んだらAVSファイルを「Media Player 6.4」上で再生してみて、
きちんと字幕がのっていることを必ず確認するようにしてください!

もし字幕のサイズが小さすぎたり、位置がおかしいような場合は、もう一度先程の字幕データの修正作業をしてみてください。

なお、字幕のタイミングがずれてしまっているような場合は、
「VobSub」で作った字幕のずれを直す方法 (VobSub位置ずれ修正器)
を参考にしてみてください。。。


▼ MPEG-2ファイルへの変換


「QuEnc」を起動し、「Source AVS File:」 で前のチャプターで作成したAVSファイルを、
Destination File:」 で作成するMPEG-2ファイルの保存先を指定します。

MPEG-2ファイルは、ファイル名の末尾が「.mpg」になるようにしてください!

ファイルの保存先を指定したら、「Advanced Options...」 をクリックしてください。


設定画面の左側で変更するのは、縦横比の箇所です。
さっき紙にメモした値 を選択するようにしてください。
(ふつうは「16:9」か「4:3」あたりになるはず。。。)


右側の項目については、まず 「DC Precision」 の値を 「10」 に変更し、
Audio Codec」 を 「AC3」、「Audio Bitrate」 を 「384」にそれぞれ変更します。

最後に「Apply」 → 「Encode」 とクリックしていき、MPEG-2ファイルを作成します。


▼ 「携帯動画変換君」による仕上げ

いよいよ最後のステップです! あとほんのひと押しですのでがんばってください!!

「携帯動画変換君」を解凍したフォルダ内に、「3GP_Converter.exe」 なるファイルがあるので
開いてみてください。

もし、今まではiPod用動画を作っていたけれど、今回は携帯用動画が作りたい、、、
というような場合は、「Setup.exe」 を起動して設定を変更します。


「携帯動画変換君」が起動したら、上のように「選択」をクリックして、完成したiPod用動画の保存先を指定します。

最後の最後に(笑)、「QuEnc」で作成したMPEG-2ファイルを
上のスペース内にドラッグ&ドロップして、iPod用動画の作成を開始してください!

さあ、あなたの大好きなDVDの映像を、好きなところに持ち出しましょう!!

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