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【アディスアベバ/エチオピア 10日 AFP】エチオピアに暮らすアフリカ系のユダヤ人「ファラシャ(Falasha)」。イスラエル当局は1980年代から90年代にかけて、ファラシャ数万人を移住させる大規模な作戦を展開した。当時、宗教的指導者たちがファラシャをユダヤ人のダン族(Dan)の直系の子孫と認めたためだった。しかし、現在も推定1万2000人のファラシャがエチオピアに取り残され、移住許可が下りるのを待っている。中には家族の一部がすでにイスラエルに移住しているケースもあるという。イスラエル政府が2月、移民受け入れの新たな認可基準を設けたことで、将来も数千人がエチオピアに残される見通しとなっている。だが、ファラシャたちは首都アディスアベバ(Addis Ababa)で過酷な生活を強いられながらも、いまだ希望を捨ててはいない。(c)AFP/Marie Lora
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