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現代文法に関する疑問です。 格助詞「と」の用法として「~と~」のように、2つ以...

euazt802さん

現代文法に関する疑問です。
格助詞「と」の用法として「~と~」のように、2つ以上の言葉を列挙する用いられ方がありますが(並列助詞とする場合もあるようです)、文を構成する際には、
「太郎さんと次郎さんとは兄弟です」と表記すべきで、
「太郎さんと次郎さんは兄弟です」のように最後の「と」の省略は誤りではないかと思っていたのですが、次男(小4)の国語の教科書にこうした記載があり、戸惑っています。厳格に考えれば誤りではないのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

dendenko123さん

格助詞「と」の多くの意味の中で、一つ、並列があり、これを取り出して、「並列助詞」とすることもある、ということで、格助詞で扱っても良いように思われます。他に並列助詞を立てるのは、他の用法と違って連用格でないことでしょう。
最後の「と」は誤解を生じなければ略せます。誤りではありません
<田子>

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kanariakajinさん

「広辞苑」に、対等の資格の物事を列挙する場合、最後の「と」は省くことが多い。とあります。

miestastaniさん

格助詞の「と」と並列助詞(接続詞)の「と」の区別を混同しておられるようです。

格助詞の「と」は、
「小泉さんと会った」
「小泉さんと話した」
のように、動詞が要求する格を表すもので、共同格という名称の格です。

文を構成するものでなくても、「犬と猫」のように名詞と名詞を繋ぐものは、格助詞ではなく並列助詞であり、「犬と猫」がすでに「犬と猫と」の後の「と」の省略です。

並列助詞の最後のものを省略するのは、まったく誤りではありません。
省略するかしないかは、文体の差です。書き言葉では「AとBと」型が多いですが、話し言葉では、「AとB」型のほうがむしろ普通です。
あなたはいつも、
「パンとケーキ(と)を食べた」
「コーヒーか紅茶(か)があります」
のような(と)(か)をまったく省略しないで話しておられるのでしょうか。

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  • 編集日時:2005/12/10 21:11:17
  • 回答日時:2005/12/10 20:58:31

chanchakasucharakaさん

無理やり解釈すれば・・・。

「太郎さんと次郎さんは兄弟」は、「太郎と次郎」という一組に関して言及している。
「太郎さんと次郎さんとは兄弟」は、個々を独立して、並列に言及している。

うまく説明できないが、ニュアンスとしてはそんな感じだと思う。