「死ね」発言! 中央社保事務所
先日、中央社会保険事務所に用があったので行った。
あたしはジャージ姿で、見るも無残なスッピンに帽子だった。おまけに体調が思わしくなかった。仕事をしている時は、スーツ姿が多く、お化粧をすれば地味なお顔もお目々パッチリに大変身だが、スッピンのジャージ姿は貧乏臭く、地味そのものだ。
あたしは体調不良もあったので、担当の“T辺”にあたしの携帯電話から当社の担当者と話をしてもらうことになった。
・・・・ところが!
あたしの目前で携帯電話で当社の担当者と何事もなく話をしていた“T辺”は、携帯電話を切ったとたん、豹変した。
机を激しく蹴り上げ、「死ね!」と暴言を吐いたのだ。
そして、あたしの携帯電話を何事も無かったように、「すみませんねぇ、はい、お返しいたしますね」とニヤニヤ笑いながら返却してきた。舐められたもんだ。
思いがけず犬に噛まれたと同じ心境だった。携帯電話を受け取ったあたしは、知人が「怒ったら深呼吸しましょう」と言っていたのを忠実に守り、深呼吸したあと、「ゴルアァァァァァ! おまえ、今、なんて言った? え? もう一度、言ってみろ! 机を蹴って死ね、とは何事だ!」とキレた。公共の場で怒鳴ることはほとんどない温厚なあたしだが、机を蹴られ、死ね! とやられたら、こりゃ黙ってられん。フツウの男だったら、“T辺“なんか、とっくに鼻パンチものだ。あたしだって弱ってなけりゃ、昔習った少林寺を活かし、回し蹴りを入れていただろう。
担当者のT辺が怪しいのは一目見て分かった。
無理やり「公務員だけど、公務員っぽく見られたくないよ」、みたいなムリムリな男だ。
「大人のクセに、いつまでツッパリ根性出してんだよ、このアホがっ!」とスリッパで頭を叩きたくなる。
茶髪姿のくせにオドオドした姿勢。
よくあるタイプに、不遇な学生時代を送った腹いせか、社会に出てから弱いものを苛めるというヤツがいる。その典型的なヤツだと思った。地味なあたしの反撃が予想もしなかったのか、一喝するとビビッたようで、「すみません、すみません」を連発した。情けない男だ。
社保庁が腐りきっているのは百の承知だか、あそこまで腐っているとは思いもしなかった。
いくらなんでも、机を派手に蹴り上げ、死ね! はないだろう。
以前、阿倍前総理が「態度の悪い社保庁職員は辞めてもらう」みたいなことを言っていたが、ここまで態度の悪いヤツがいるとは呆れた。
これは、社保庁は腐っている、の典型だろう。あんなヤツが民間でいると即刻、左遷かクビだ。あんなの飼っている自体が甘い。こんなヤツにあたしの働いた金の一部を一銭たりともやりたくない。だんだんと腹が立ってきた。
この件について思うに、今回が初めて起きた問題ではないだろうと推測した。
なぜなら、公共の場所である中央社保事務所内で起きたこの暴力沙汰について、誰も“T辺”に注意をしなかったからである。あたしが文句を言ってはじめて、T辺のすぐ後ろにいた上司の係長が慌てて出てきた。若いけどいい男だった。部下のやったことをちゃんと認めて謝ったが、謝って済むことじゃないだろう。ましてやこの問題は係長の責任ではないと感じていた。
腹立たしいことにT辺は係長を舐めきった態度であることは一目瞭然で、始終ニヤニヤしていた。この出来事を係長が目撃者したことを確認したあたしは近くにいた課長を呼んでもらった。
しかしながら、すぐそばにいた係長の上司である“T沢”課長が悶絶するほど情けなかった。
「私は夢中で業務をこなしていたから、机を蹴った音も、死ね、と言った声も聞こえなかった」という。広い事務所ではないし、ムリムリな茶髪男の派手な行動に、周囲にいた事務所内の職員が振り返って見ていたのをあたしは見ていた。
近くにいたT沢課長は、部下の暴力行為について“知らんふり”をして若い係長に対応をまかせた、ということも問題だ。狭い事務所内で起きたことだ。知らなかったとは言わせない。即刻、対応をすべきだろ。
倫理観のない公務員・・・ってか、社会的にOLでもサラリーマンでもああいうのは通常クビだ。暴力が許されるワケはない。夫婦や恋人同士だって、暴力はDVとして扱われる。あたしはT辺の友人でも恋人でも妻でもない。ましてや弱っている者に対し、あの言動は、ますます許されない。T辺は公務員でありながら、ってか、大人でありながら、何が気に食わないのか、社会的に許されない態度をとった。これについて部下に対応を押し付け、逃げようとしたT沢課長。
おめぇら、マジで、岡田昇平の「ながい旅」を読め!といいたい。
どういう落とし前をつけるのかミモノだ。
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