品番は「N F S」・・・(Not For Sale・・・と呼ばれるルビーについて)
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ごめんなさい。
写真のルビーはとっくのとうに売れてしまったルビーなのですが・・・
ルビーの写真は撮ることが本当に難しくて、
自分的には一番綺麗に撮れたのがこのルビーなのです。
今回お話をするルビーも同程度の美しさの石ですから
参考写真ということでお許しくださいね。
(とっても美しいルビーでも撮影すると
全然美しく見えなくなってしまう石が多いのです。)
「NFS」・・・
これってどういう意味なの?と聞きましたら、
あっけらかんと「Not For Saleよ。」と返事をされました。
「非売品なのねぇ・・・道理でただならぬ美しさだわ・・・」
と思っておりますと、
「あなたには売るよ。絶対買っていた方がいいよ。」
と言われたのです。
「いいよ、いいよ。非売品なんでしょ。いらない。」と
反射的に拒否・・・
だってお値段が怖いじゃないですか・・・
「あなたの店の近くにもうすぐHWができるでしょ。
これはHWよりも綺麗なルビーよ。
絶対に持っていたほうがいい。
お客さん比べてあなたのことすごいって思うよ。」
なんとありがたい気遣いなのでしょう・・・
5年間かけて10ピース集められればいい方・・・と言われる
クオリティのルビーが今当店には3ピースあります。
いずれも加熱したもの。大きさは2ctほど。
もしもこれが非加熱のルビーで同程度の美しさを持つ石だったら・・・
いくらするんだろう?
絶対おうち一件分とかそれ以上はすると思います。
(そういえば業社さんからのお問合せで、
「ルビーで非加熱、5ct、カットで中程度のクオリティー」との
お電話がありました。
急いで海外に電話・・・フムフム思ったよりも安いかも・・・
市場に出た時の価格は6000万円ほどだけれど。
で、伝えましたら「ギョッ!!」とした雰囲気が伝わってくるのですね・・・
世界の相場をなんと心得ているのかしら・・・
ルビーは高価な石なのですよ。)
とにかく「NFS」と呼ばれるルビーの美しさは只事ではありません。
ぜひ週末にいらしてご自身の目で確かめられてくださいね。
ほの暗い場所でもチカチカチカチカッと
輝いているルビーが良いルビーの条件だと思います。