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太陽活動、10世紀の方が活発=屋久杉で周期確認−東大など

7月4日18時13分配信 時事通信


 地球温暖化の主因は二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの増加ではなく、太陽活動の活発化との説があるが、東京大と名古屋大の研究チームが樹齢2000年の屋久杉を使い、現在よりも10世紀ごろのほうが太陽活動が活発だったことを明らかにした。気温は現在の方がずっと高く、「CO2主犯説」を後押しする結果となった。
 論文は近く欧州の専門誌に掲載される。
 太陽の活動は現在、11年周期で極大期と極小期を繰り返している。東大大学院理学系研究科の宮原ひろ子研究員と横山祐典講師らは、活動がより活発な時は、この周期が短くなることに着目。鹿児島県・屋久島で50年前に伐採された屋久杉の年輪に含まれる炭素の放射性同位元素の量を測定した。
 宇宙線が大気中に飛び込むと作られるこの同位元素は、太陽活動が弱まると増えるため、年輪と合わせることで長期間の変化を調べられる。屋久杉の年輪から9〜19世紀の変化を調べたところ、10世紀ごろは9年周期と現在より激しく、15〜19世紀は14年周期と活動が低下していることが分かった。 

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最終更新:7月4日18時15分

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