img/topleft.jpg

... 最新ニュース

07/05-13:16--チボリ　土地分割貸与を容認　クラボウが意向伝える

　倉敷チボリ公園（倉敷市寿町）の来年以降の在り方をめぐる問題で、岡山県の石井正弘知事が地主のクラボウ（大阪市中央区）にチボリ・ジャパン（チ社）の坂口正行社長が提案するアウトレットモール誘致案を伝え、同社が土地の分割貸与を認める意向を示していたことが４日、分かった。 　関係者によると、石井知事がクラボウを２日に訪れ、誘致案が浮上した６月２０日のチ社取締役会、３０日の株主総会の経過を報告。 　同社は、県や倉敷市の主体的な参加を前提として、公園用地を縮小、分割して貸すことについて「やぶさかではない」と答えたという。公園以外の部分についてはクラボウが独自で開発するとみられる。会談の内容は、県がチ社に伝えた。 　同市には４日夜、ファクスで連絡があり、今後対応を協議する方針。 　坂口社長の案では、現在の公園用地約１２ヘクタールのうち、約８ヘクタールを三井不動産（東京都）が地代を負担してアウトレットモールを建設。残り約４ヘクタールは同市の市民公園化を求めているが、伊東香織市長は「難しい」とし、支援方法の検討は、県の支援継続を前提とする方針を示している。 　チ社会長の石井知事は、株主総会で「県が主体的に責任を持ってクラボウと話し合いたい」と話していた。

... 社会

... 経済