追悼川田亜子アナ・・そして誰が彼女を「殺した」のか

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サンデー毎日が報じた谷口元一の「正体」

中宮崇さんの 世相日記「些事争論」で、「(川田さんの)殺害疑惑、毎日新聞がなぜか、海外向けだけにこんな英語の記事を書いている。」「日本国内向けには書けないかなりあからさまなことを書いている。」として、Mainichi Daily NewsTV star's tragic suicide linked to broken heart という記事(現在はリンク切れ。これは圧力からではなく、日本の新聞社のサイトはすぐリンク切れにするからです。)が紹介されています。

・ 芸能事務所が彼女に対して仕事を辞めるようにと圧力をかけていた
・芸能界の業界団体である社団法人日本音楽事業者協会は、川田に本当は何が起きたのかについて調査する必要があるほど、疑惑の多い事件である
・川田は、ケイダッシュという芸能事務所のミスターX(T)と結婚寸前まで行っていた
・日本のマスコミは、ミスターXの力を恐れて、川田とXの間には何の関係も無いかのような記事を書かされている
・ミスターXは昨年川田を捨てた

毎日新聞も、英語だけでなく、ちゃんと国内向けにもこれだけのことを書いて欲しいものだ。

実はこの記事はサンデー毎日6月15日号「練炭自殺した「川田亜子」に囁かれる親密男性の「正体」」という記事の英訳で、「日本国内むけには書けない」というものではかならずしもありません。記名記事で、記者名は和田慶一郎氏。サンデー毎日に芸能関係の記事を書いていらっしゃる方です。外部のライターか社員かは分かりません。サンデー毎日は、他週刊誌と比べて、ケイダッシュからの「縛り」がない故に書けた記事なんでしょう。ただ新聞社系の雑誌だから他方でお行儀よくする必要もあります。そこで、これぐらいのところで落ち着いたのでしょうね。

元記事には、民放関係者の話として

「一部スポーツ紙も二人の関係を否定していますが、活字メディアにも力を持つX氏を恐れていると見られても仕方がない。川田さんはX氏に口説かれてTBSを昨年三月に退社し、フリーになった。二人の関係は当時から周知の事実でしたよ」

とあります。ケイダッシュの圧力の存在をきちんと書いていることは評価してよいと思います。ケイダッシュの名前を書いているのも、サンデー毎日サイゾーだけです。

川田さんと谷口の恋愛関係が周知の事実であることは、二人の交際をスクープした週刊文春は先刻承知済みと思われますが、川田さん自殺の第一報記事で、文春はこの件を事実上スルーしています。自分で報道しておきながら、です。ポストなどは、追悼ブラビアと称して、ケイダッシュから恵んでもらった未発表写真を掲載、事件報道は一切なく、業界の笑いものになっています。

さて、元記事には、芸能ジャーナリストの話として

「イケメン風で甘いマスクのX氏は、テレビ局のキャスティングに影響力を持つ仕事師。そんな人物に“オレが売り込んでやる”と言われれば、その気になってしまう。親密になった二人は結婚するんじゃないか、とまで言われていた」

とあります。しかし、二人は昨年末に破局しています。谷口は知人に「オレが捨てたんだ」と吹聴していたと記事にはありますが、興信所をつけて身辺を監視したり、仕事を徐々に減らして報復工作を働いていたという一部報道が事実なら、自分が捨てた女にこれほど執着するはずもないでしょう。東スポによると、谷口との関係がうわさされたともさかりえや榎本可奈子、畑野浩子などは、異常なほど激やせしたり、突然マスコミから姿を消したりしています。谷口の女性関係は、 その地位を誇示し、甘い言葉で女優やタレントに近づく→やがて女性が谷口の異常性に気付き別れを切り出す→谷口が逆上し、さまざまな嫌がらせで女性を精神的に追いつめる というパターンが繰り返されているようです。イケメンとのことですが、若い頃はアイドルの親衛隊長をやっていたような男が本当にイケメンなのか。おそらく、地位と権力を手に入れるまで甘んぜざるをえなかった惨めな女性関係から女性に対して異常に屈折した怨念を抱くようになったのはないでしょうか。いったんは女優などを篭絡することができるものの、それが自分の男性としての魅力ではなく、金と権力と地位によるものだということは谷口自身が一番理解している。自分の偽物ぶりを喝破されるやいなや、谷口は、その女性を徹底的にいたぶり屈服させることでしか、心理的バランスをとることができない異常者なのではないか。

「X氏は過去にもお気に入りの女優を業界から干したことがあった。彼に逆らったらテレビ界では生きていけなくなると、川田さんは思い悩んでいたのかもしれません。」(川田さんを知るテレビ関係者)

他の女優やタレントは、最後は谷口の権力にひれ伏すか、他の男に逃げ込むことで谷口の魔の手から逃れたのですが、川田さんは、自死によって、自らの尊厳を貫かれたのだと思います。

記事は最後にこうまとめられています。

「二度と悲劇を繰り返さないためにも、業界全体で音事協に徹底調査を求めていくべきだろう」

わずか半ページの記事ですが、この程度の内容の記事すら、現代もポストも文春も書くことができないのです。ネット上でこの報道偽装の異常性を訴えていくことの重要性を再度実感しました。


テーマ:女子アナ - ジャンル:アイドル・芸能

谷口元一 | コメント:5 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080624-OYT1T00418.htm
(YOMIURI ONLINE より)

リンク切れ という問題ではなさそうです。

以下一部引用……

同社によると、23日までに読者から「低俗過ぎる」「日本が誤解される内容を広めている」といった抗議や意見が電話やメールで約300件寄せられているという。
 同社は5月下旬以降、一部の記事を削除したが、「確かな編集体制を作るため、根本的な見直しを行う必要がある」として、21日にコーナーを廃止した。

……

何か胡散臭くありませんか?
2008-06-26 Thu 07:41 | URL | shi-ba #-[ 編集]
リンク切れについては、経済学者でアルファブロガーの池田信夫さんの記事 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f6c1cdf82e5e8dc7bc73bf0004ae3af0 「日本の新聞サイトのリンクはなぜ切れるのか」を参照してください。件のデタラメ英文記事を書いていたのは、外人の嘱託記者で、実話系雑誌のウソ話をそのまま訳していたという話ですよね。今回の件の記事は、日本人記者がサンデー毎日にすでに発表ずみのものを単に訳しただけの話です。両者は無関係でしょう。
2008-06-26 Thu 15:44 | URL | 川田さんさようなら #wLMIWoss[ 編集]
 記事自体は、コチラにあるようです。

TV star's tragic suicide linked to broken heart
http://mdn.mainichi.jp/culture/news/20080606p2g00m0dm012000c.html

キャッシュをとっておいたほうがいいみたいですね。
私もキャッシュをとりました。
2008-06-26 Thu 17:26 | URL | 川田亜子さん自殺?まとめ管理人 #-[ 編集]
川田亜子さん自殺?まとめ管理人さんありがとう。あらためて読み直してみると、英文記事より、元のサンデー毎日の記事のほうがより突出した書き方をしていますね。
2008-06-26 Thu 18:07 | URL | 川田さんさようなら #wLMIWoss[ 編集]
池田氏の記事 見てみました。
フムフム、と言う感じです。
私自身がいろいろ振り回されてしまっているのかもしれませんね。
2008-06-26 Thu 21:04 | URL | shi-ba #-[ 編集]

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