2008年 7月 5日
倉敷チボリ問題 公園の土地分割貸与は可能
倉敷チボリ公園の存続問題で、岡山県の石井知事が地権者のクラボウ側と会談し、公園の規模を縮小する場合、公園用地だけを分割して貸してもいいという回答を得ていたことが分かりました。岡山県によりますと、石井知事は、今月2日に大阪のクラボウ本社を訪れ、井上晶博社長と会談しました。この中で石井知事は、公園部分を3分の1程度に縮小し、残りを民間企業がアウトレットモールとして開発する案を示しました。これに対し井上社長は、県や倉敷市が主体的に関わることを前提に、公園部分だけを分離して、貸すことに応じる考えを示したということです。県は、この回答を倉敷市や運営会社のチボリジャパン社に伝え、対応を協議することにしています。しかし、公園の土地代については、県が「規模的にも倉敷市が主体的に支えるべき」と主張しているのに対し、倉敷市は、単独では財政支援を行わないとしており、今後の協議の焦点になりそうです。

日本語学ぶ留学生の交流会
高松市の専門学校で日本語を学んでいる留学生と地域の人たちとの交流会が5日、高松市で開かれました。この交流会は高松市の専門学校、穴吹ビジネスカレッジが開いたもので、日本語学科に在籍している、中国や韓国など11カ国からの留学生と地域の人たちなど合わせて約300人が参加しました。はじめに小川幸彦校長が「この会が国際交流の場として、実り多いものになることを期待しています」と挨拶しました。このあとロシアのカムチャッカ大学から短期研修で訪れている女子学生9人がふるさとの歌を披露しました。会場では地域の人と留学生のグループができ、記念写真を撮ったり片言の日本語に、身振り手振りを交えて、会話を楽しんだりして互いに交流を深めていました。

高松市でイオンクリーンキャンペーン
全国を縦断して清掃を行うキャンペーンが5日、高松市で行われました。この活動はスーパーやドラッグストアを全国展開しているイオンが今年、創業250周年を迎えたのを記念して、4月から全国で行っているものです。午前8時から香川県内のイオングループの社員やボランティアで参加した家族連れなど約730人が、高松市勅使町の国道11号線で、約1時間半に渡って、歩道のごみ拾いを行いました。参加した人たちは、捨てられたペットボトルや菓子袋、たばこの吸殻などを黙々と拾っては回収用のビニール袋に入れていきました。このキャンペーンは北海道から南下するルートと沖縄県から北上するルートで行われていて京都議定書が合意された京都が最終ゴール地点になっています。