経済
百円均一店で採れたて野菜販売 神戸
朝採り野菜が並ぶ、とまと六甲店=神戸市灘区森後町2 |
百円均一ショップのパイオニア(神戸市北区)は、神戸の各店舗で地元の朝採り野菜を販売している。原油高騰などで主力のプラスチック製品の仕入れ値が上がる中、安定した売れ行きが経営を支えている。
同社は一九八七年創業。百円均一ショップの「とまと」を神戸や大阪などで六店舗を展開している。
うち、神戸市灘区の六甲店、水道筋店と、宝塚市の宝塚店で二〇〇六年から、神戸市北区の農家が栽培する野菜の販売を始めた。いずれも火・金曜日の週二回に売り出す。野菜は一袋百円単位、米はキヌヒカリなどを一キロ当たり五百-六百円で販売。野菜は当日の朝に採れたばかりで新鮮なため、人気は高い。六甲店の佐藤陽一店長(61)は「いつも常連さんが入荷を待ちかまえており、全部売れてしまう人気」と話す。
原材料高による仕入価格の上昇で、百円均一ショップは厳しい経営を余儀なくされている。各店は地場野菜の売り上げが全体の一・五-二割を占めており、同社は「お客さんに喜んでもらえるのが第一。経営安定のためにも野菜販売を続ける」としている。(阿部江利)
(7/4 09:23)
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