2008年7月5日 19時7分更新
今月25日から行われる北九州市の伝統的な夏祭り「戸畑祗園大山笠」を前に、警察や祭りの関係者が会議を開いて暴力団が祭りに介入するのを阻止することを申し合わせました。
「戸畑祗園大山笠」は200年以上前から続くとされる北九州市の伝統的な夏祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。ことしは今月25日から27日までの3日間行われます。
5日は祭りを前に警察や行政の担当者それに祭りの振興会のメンバーおよそ70人が出席して会議が開かれました。
戸畑ギ園大山笠振興会の田中淳会長が「一致団結して祭りから暴力団を追放します」と宣言しました。出席者たちは暴力団から祭りの関係者に働きかけがあったときは速やかに警察に知らせることなどを申し合わせました。
戸畑ギ園大山笠振興会の田中淳会長は「暴力団がかかわる事件が起きないよう気を引き締めて祭りに臨みたい」と話していました。