今までずっとだんまりを決め込んでたんだけど、こうも粘着され続けると正直しんどいので、今日は思い切って自分の意見を書こうと思います。
興味ない方はスルーでおk

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昨年8月2日に鉄道をモチーフにした『Treno Memoria』というCDでデビューした私なんですが、それ以来、色んな方から次の2つの御意見をいただいています。

1."鉄道アイドル"を名乗るな。
2."鉄道アイドル"を否定するな。

まず、私自身の"鉄道アイドル"の概念から話したいと思います。
と言っても、人それぞれ考えが違うし、答えがあるものでもないという前提で・・・。
2年前、私は初めて"鉄道アイドル"を名乗る子に偶然出会ったんですが、その子は鉄道をモチーフにしたドラマのDVD出してて、鉄道イベントの司会をやってました。
なのでこの時点での私の認識は『鉄道関連の出版物のあるアイドル=鉄道アイドル』だったんですね。
それから数ヶ月後に自分もCDを出すことになって、一応のキャッチコピーとして"鉄道アイドル"という言葉を確かに使っていました。
しかし荻野アサミの存在を知る人が増えるにつれて、「偽鉄が"鉄道アイドル"を名乗るな」というメッセージやメールを度々いただくようになったんですね。
そもそも「私、鉄道ヲタクでーす!」と高らかに宣言した覚えは無く、偽と言われたところで「そうですね、本物ではないですね」としか言えないんですが・・・。
そういう方にとってみたら、『鉄道の知識が豊富にあるアイドル=鉄道アイドル』だと思うので、私が"鉄道アイドル"を名乗ることを不快に感じられたのでしょう。
それだけでなく、その時期はライブも頻繁にやっていて、ステージの度に「自分の一番アピールしたいポイントは"鉄道"とは違うなぁ」(やはりそこまで鉄道に詳しい訳ではないので)ということを感じていたので、"鉄道アイドル"を名乗ることをぼちぼち止めようと思っていました。
そして先程とは別の"鉄道アイドル"さんが「"鉄道アイドル"は私が作った造語だから、あまり濫用しないで欲しい」という旨のことを書いてらっしゃったことがあったんですね。
しかもそのアイドルさんの熱狂的ファンの方が、他に"鉄道アイドル"を名乗る方(実際は違ったんだけれども)のブログ、ひいてはその方のリリースしているCDの作曲者の方のブログへ突撃されて、心無いコメントを残されていったという出来事がありまして。
それを受けて、荻野アサミは無名なクセに非常にチキンなので、「私のとこに来られたら怖い!」と前ブログにて「荻野アサミを"鉄道アイドル"と呼ぶのは正しくないよ」と書きました。
ただ書いてあることは本心というか、鉄道ソングや鉄道関連イベントが荻野アサミの全てでないことは紛れも無い事実です。
ところが、それを受けて今度は「否定するな」というメッセージやメールをいただきました。
そういう方にとってみたら荻野アサミは充分に"鉄道アイドル"であり(電鉄の帽子や車掌長の腕章をコスチュームの一部にしているからという意見がありました)、どうしていちいち否定するのか、確かに理解できないと思います。

以上のことを受けて現在の私の考え方です。
非常に言葉は悪いですが、現在はぶっちゃけ"鉄道アイドル"という言葉を使い分けてます。
具体的には自分以外の誰かが荻野アサミを紹介してくださる際に"鉄道アイドル"という言葉を使う場合は容認というか、否定することはしていません。
例えばFMハイホーの番組表とか。
というのも、一見さんにとっては非常に分かりやすい言葉だと思うんですよ。
「鉄道の何かをしてる人なんだろうなー」という連想が容易にできるからです。
で、荻野アサミを知っていくうちに、何となくでいいから荻野アサミが"鉄道アイドル"を否定しているニュアンスを掴んでいただけたらな〜という・・・そんなところです。
要はやっぱり"鉄道アイドル"の明確な定義が無いので、今ではあんまり大っぴらに否定も肯定もしちゃダメだなぁと思っています。
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"鉄道アイドル"という言葉1つに、私はずっと悩まされ続けてきました。
どうか御理解の程、宜しくお願いします。
この件に関して、御意見あればこの記事にどうぞ。