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新型インフルの事前ワクチン 8月にも臨床研究

 新型インフルエンザ発生に備え、政府が備蓄しているワクチンの有効性や安全性を検討する厚生労働省研究班(研究代表者=庵原俊昭・国立病院機構三重病院院長)は4日、医師など約6400人が対象の事前接種の臨床研究を8月にも始める計画を明らかにした。

 事前接種の臨床研究で使うのは鳥インフルエンザウイルスをもとに製造された「プレパンデミック(大流行前)ワクチン」で、政府が2000万人分を備蓄済み。今年度の臨床研究は、新型インフルエンザの発生前に接種することに効果が見込めるかどうかや、安全性などを検証するのが目的。感染症指定医療機関や検疫所などの職員から希望者を募って実施する。

 参加医療機関の数について庵原院長は同日、「50―100カ所の間で調整中」と説明。接種被験者は「(現時点で)4000―5000人は集まっているだろう」と話した。(00:02)

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