本日¥塾にて
澤上篤人先生の長期投資入門講座ビデオ/DVDの販売を開始しました。さわかみファンドといえば、発売当初から手堅い運用が好調で、数多くの個人投資から絶大な人気を誇る投資信託です。その証拠に以下のチャートを見てください。

青:さわかみファンド 赤:TOPIX
このチャートを見ればわかる通り、TOPIXを50%上回るという結果になっています。数ある投資信託の中でもこの成績は大変優秀であるといえるでしょう。
このビデオは、そんなすばらしい投資信託を運用する澤上氏が受講生からの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えるという大変貴重なものとなっております。
中でも僕が一番強く印象に残ったのは、「長期投資では、1年後、2年後の業績だとか、相場の上がり下がりだとかは完全に無視します。」という一文です。
ビデオを見ていただければ解りますが、澤上先生も他の偉大な投資家たちと同様に、「株価と企業価値は別物である。」と考えているようです。不当に安く放置された堅実経営の企業の株を安値で大量に仕込み、景気が回復し、その企業が見直されたところで売却し大きなキャピタルゲインを得るというのが得意なスタイルのようです。
これは、ウォーレン・バフェットやジム・ロジャーズといった偉大な投資家にも当てはまるスタイルだと思います。先日ガイアの夜明けを見ていて思ったのですが、ジム・ロジャーズは株価が低迷しきっていた2002年に「長期的な投資を行うのであれば、米国株よりも日本株のほうが有望である」と断言し、株を売りまくる金融機関を尻目に日本株を買っていたようです。日本株がある程度回復した今、大きなキャピタルゲインを得ていることでしょう。また、ジム・ロジャーズはバブル絶頂の頃、日本株を売りまくった後、彼女と渋谷で遊んだり、おすしを食べに行ったりと、ただただ遊んでいたそうです。自分の判断に相当の自信があったのでしょう。
このビデオの中で澤上先生は上記のような投資スタイルを「お金持ちの運用」と表現されています。お金持ちは一時の相場に左右されず、しっかりと企業の価値を見極めて、長期的な投資を行う。真のお金もちになるためには、そういった一貫性のある投資が必要なんだろうなぁ。
どっしり大きく構えて、着実に資産を増やしていきましょう