テレビ朝日の君和田正夫社長は4日、朝日新聞社との株式持ち合いに伴い、朝日新聞社がテレ朝株を一部放出することに関し、株式の引受先として、外資も排除しない考えを示した。「安定株主になってもらえるか。ビジネスにプラスになるか。この2点がポイントになる」と強調し、9月末をめどに早期決定を目指す。日本経済新聞のインタビューで答えた。
株式持ち合いにより、テレ朝は朝日新聞社の大株主になった。テレ朝が朝日新聞社に対する議決権を行使できるようにするため、朝日新聞社は約28%を保有するテレ朝株を早期に25%未満に引き下げる方針。放出される数%分のテレ朝株の引き受け手(パートナー企業)が焦点になっている。(07:02)