2008年7月4日 20時15分更新
大きさが普通のピーマンの3倍から5倍もあるジャンボピーマンの出荷が、4日から、岡山県津山市で始まりました。
このジャンボピーマンは、岡山県北部、津山市久米地区の特産品として10年前から栽培され、ことしは14戸の農家が、およそ40アールの畑で栽培しています。
出荷作業が4日から始まり、農協の選果場には、およそ1500キロのジャンボピーマンが運び込まれ、箱に詰める作業が行なわれました。
農家の人たちは、長さが20センチ、重さは150グラム前後あるジャンボピーマンをひとつひとつ手にとっては大きさごとに分けて箱詰めしていました。
箱詰めされたジャンボピーマンは、岡山市や鳥取県米子市などの市場に出荷され、5日には店頭に並べられます。
久米地区のジャンボピーマンの収穫は11月下旬まで続き、あわせておよそ15トンの出荷が見込まれています。
津山農協久米ジャンボピーマン部会の神田清部会長は「ことしは、苗の出来が良かったので、去年以上に良いものができた」と話しています。