2008年7月4日 20時15分更新
岡山県知事と、倉敷や新見、それに笠岡などの市長や町長が意見を交わす懇談会が、倉敷市で4日、開かれ、財政が厳しい中でも、地域の福祉は充実して欲しいなどの要望や意見が出されました。
懇談会には、石井知事と、備中県民局管内の10の自治体の市長や町長などが出席しました。
はじめに石井知事が「各自治体の理解を頂いたうえで、行財政改革を進め県の未来を切り開いていきたい」と挨拶しました。
市長らからは、財政が厳しい中でも「強いリーダーシップをとって事業の取捨選択をおこなってほしい」とか、「高齢者や障害者の福祉は必要な事業でありぜひとも充実させてほしい」といった意見が出されました。
これに対して石井知事は「苦しい状況になっても必要な事業は残すという姿勢で行財政改革を進めたい」と答えていました。
また、出席者からは、医師や看護師不足など地域医療の厳しい現状を訴える発言や、道路整備の充実を求める要望が出されていました。