JFEスチール株式会社 人事部長殿 前略 私はマグローブ株式会社という、SUS304のステンレス製の磁気活水器を製造販売している会社の経営者で、吉岡英介と申します。この半年間、mimon と名乗る者から、「当社の製品はすぐに割れる欠陥品だ」「当社の特許はクズ特許だ」「公正取引委員会に告発する」などと、インターネット上で執拗な攻撃を受けており、風評被害で甚大な損害を受けています。 その者は以下のように発言しています。 http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7239#comments 2007/12/26 理事に説明
以上はmimonという者と山形大学理学部准教授天羽優子氏(ペンネーム apj )とのやりとりです。Comments mimonさん、ありがとうございます。どういう形で何をどこまで立証するかは、相手の出方を見てからですよねぇ……。by apj at 2007/12/27 9:00:09 ただし、このサイトは数日前に閉鎖となっており、今は見ることができません。 上記に見られるように、この者は「マグローブのSUS304は常温の水道水圧ですぐに割れる」という自分の主張を、JFEスチールの社員として裁判所で述べると言っています。すなわち、JFEスチールという組織を代表して、そのような技術的見解を述べるつもりと思われます。 このmimonという者は自分でブログを公開しています。 http://blog.goo.ne.jp/mimon それによれば、この者は阪神間に在住しており、最近、水島地区へ転勤になったと言っています。彼はそのブログで自分の顔写真も公開していますから、御社でこの者を特定できると思います。 以下は、mimonなる者が実際に御社の社員であるとしての質問です。 もし御社にはそのような者は在籍していないということであれば、質問は無視していただいて結構です。 さて、まずmimonなる者は、ステンレススチールのユーザーである当社のことを、問答無用でいきなり、名指しで「悪徳商法マニアックス」という、悪徳商法について議論する有名なサイトに「放り込み」、当社がいかにも悪徳業者であるかのように言いつのりました。書いてある内容以前に、投稿されたことだけで当社は甚大な損害を受けています。 当社の製品を使って被害を受けたという人がいるなら、そのような記事を書かれても仕方ありませんが、そのような被害者はひとりもおらず、当社の製品を見もせず使いもせず、売り込みを受けたわけでもない者が、そのような書き込みをすることは、その掲示板の主宰者と併せて実に許し難い反社会的行為であり、私どもの認識では彼らの行為は犯罪です。 質問 御社との関係で言うならば、このような問答無用の攻撃が、ステンレスメーカーの社員から、ステンレスのユーザー会社に対してなされることは、私どもとしてはいかにも心外です。人事部長としていかがお考えでしょうか。 悪徳商法マニアックスへの投稿 http://beyond.2log.net/akutoku/bbs/qa/149204.html#149321 149321 応力腐食割れ試験 mimon 2007/11/20-12:53 人がせっかく参照JIS規格番号まで示したのに、試験をしていないのでしょうか。42%の塩化マグネシウム水溶液を沸点まで加熱して、内管に1MPa(器具の最高使用水圧)に加圧し続ける試験をすれば良いだけです。(外の丸いパイプがあると、水漏れが分りにくいので、半製品の状態が良いでしょう。)それで、100時間も持てば、私の杞憂だったと認めます。数時間で割れが発生して、水漏れするようでしたら、今まで販売してきた品物を、全部リコールする必要が発生します。 新日鐵住金や兵庫県工業試験所などの技術者の見解では、水道水などの常温使用(摂氏50度以下)では応力腐食割れは起こらないそうです。また逆に、JIS規格の塩化マグネシウムの試験をすれば、SUS304はすべて割れるから、そのような試験にはまったく意味がない、ということでした。そもそも、使用条件とまったく違う条件でテストすることには何の意味もない、というのが、これらの専門家の一致した見解でした。 質問 御社の技術陣の見解をお伺いします。 また、この mimonなる者は、天羽氏の個人サイトに何十通も投稿して、執拗に攻撃を繰り返してきました。 http://www.i-foe.org/h19wa1493/bbs/tree.php?log=3#3 たとえば以下のような文言です。 [251] 無機能器具 Name: mimon Date: 2007. 12/18 21:53 ウォーターハンマによって、磁石がばらばらになっても、応力腐食割れで内管が水漏れして、鋳鉄や磁石がドロドロに腐食しても、元々、何の機能も持っていない商品ですので、外殻がしっかりしていて、水漏れさえしなければ、ユーザーからのクレームにはなりませんので、それで良いつもりなのでしょう。要するに、単なる継ぎ手としての価値しかないように見うけられます。(社)日本水道協会の試験も、継ぎ手と同様の扱いです。そのくせ、価格だけは、給湯器などの機能的器具よりも高いあたりが、おかしいと思います。 質問 この者が当社の製品を購入したり使用したりしたことはありません。この者は、見もせず、使いもせずに当社の製品には何の効能もないと決めつけて、さんざん悪態をついています。ステンレスのユーザーに対して、このような悪態をつき、それを日本中に垂れ流す社員が、ステンレスのメーカーに在籍していることは、御社として営業的なリスクがあるのではありませんか? [280] SUS316Lなど Name: mimon Date: 2007. 12/27 14:30 私自身、長く民生家庭用の給水器具の設計にかかわってきましたが、直接水圧のかかる部分にSUS304を使用したことはありません。オーステナイト系ならSUS316L,SUS315J1,SUS315J2で、フェライト系ならSUS444でした。経験的に、SUS304は、信用できない材料だからです。特に、溶接部がある場合、SUS304は、錆びて孔があきます。 >ステンレス鋼管が広く用いられるようになって、その耐久性を検証しようということで、東京の4つの建物が選ばれて、1974年から1984年までの10年間にわたって観察されました。管の材質はSUS304です。 東京では問題なくても、水質の厳しい地方では、SUS304の鋼管では持たないので、SUS315J2の鋼管が使われます。 質問 30年前に東京で行われたSUS304水道管の耐久性試験で、溶接部があっても10年たっても何の劣化もありませんでした。以来、SUS304は水道管として広く使われています。この事実と、この者が言うこととは合致しません。 この者が、JFEスチールの社員であることから考えると、他社が製造したSUS304なら良いが、JFEスチールが製造したSUS304に限っては「信用出来ない材料」で、「水道配管には適さず」、「溶接して水道に使うと穴があく」という解釈でよろしいでしょうか。 御社の技術陣の見解をお伺いします。 [337] 「水は変わる」が更新されました Name: mimon Date: 2008. 01/09 10:51 >彼の経験が、ふつうの水道管よりも厳しい環境で使用される器具で、コストや全体重量の要求から、肉厚1ミリ以下の薄いステンレス鋼管を使用する必要があったため、水道器具とはすべてそういうものだと思いこんでしまったためでしょう。 板厚を上げるだけでよければ、SUS304を使ったほうが安価ですし、なんと言っても、入手性が良いという利点も大きいです。私が設計にかかわった器具がマグローブと大きく違う点は、多数・長期間使用された実績があるということです。その実績を生み出すために、直接水圧のかかる部分にSUS304では、持たなかったのです。 質問 この者は、マグローブの内管の板厚を知りもせず、知ろうともせずに、「割れる、割れる」と言い張ってきました。当社の製品は厚みが1.5ミリありますが、この者は厚さ1.5ミリの器具を設計したことがないのではないか、と指摘したところ、この者はそれを否定していません。 また、この者はその後「自分は熱屋だ」と言っていることから、高温になる給湯器具を設計していたと思われます。その場合は熱が加わりますから応力腐食割れの心配がありますが、常温の水道水圧では何の問題もないという、基本的なことを知らないようです。 この者の技術歴をおたずねします。 [341] 追記 Name: mimon Date: 2008. 01/09 19:26 「水は変わる」の更新されたページのhttp://www.minusionwater.com/stainless2.htm 最後に、変な文章が載っていましたのを見落としていました。 >ステンレス鋼管の耐久性について、ぜひ、貴学の金属材料の専門家の見解をおたずね下さい。 そんなもの、物の形状や水質により、千差万別に決まっています。しかも、溶接構造をとっていて、その後の熱処理や表面処理も明らかでない物の寿命予測など、できるわけがありません。 質問 この者は、見なければわからない、と言っています。その通りです。答えを出そうとすれば、マグローブを見なければなりません。前述の新日鐵住金や工業試験所の技術者は、マグローブの実物を見て、さらに断面の顕微鏡写真を解析して、これなら大丈夫でしょう、応力腐食割れなどを言う者は技術者失格ですと言っていました。このように、ポジティブであれネガティブであれ、現物を見ての上での評価なら傾聴に値します。しかしこの者は、マグローブについて、見なければわからないにもかかわらず、見ようともせずに、「割れる、割れる」と言い続けてきたのです。ステンレスメーカーとして、自社の社員のこのような態度をいかがお考えでしょうか。 ウォーターハンマー また、この者は、さかんにウォーターハンマーについて試験をしろと言っています。 [222] Re:ウォーターハンマーor金属疲労破壊 Name: mimon Date: 2007. 12/14 12:49 単に、JWWAの耐圧試験に合格するだけでは不足で、応力腐食割れ試験と、ウォーターハンマによる疲労試験と両方実施する必要があるということです。 しかし前述のように、この者はこうも言っています。 [251] 無機能器具 Name: mimon Date: 2007. 12/18 21:53 要するに、単なる継ぎ手としての価値しかないように見うけられます。(社)日本水道協会の試験も、継ぎ手と同様の扱いです。 マグローブの内管は「単なる継ぎ手」です。ですから、耐久性その他については「単なる継ぎ手」として評価すれば、それでよいのです。下記の厚生労働省の指導でも見られるように、屈折部のない単なる継ぎ手についてウォータハンマーに対する措置を講ずる必要は、普通はありません。 http://www.jwrc-net.or.jp/tec/kyusuidb/kyusui/std3.htm 給水管及び給水用具の性能基準の解説(厚生労働省) 1.適用対象
水撃限界性能基準の適用対象は、水撃作用(止水機構を急に閉止した際に管路内に生じる圧力の急激な変動作用=ウォーターハンマー)を生じるおそれのある給水用具であり、具体的には、水栓、ボールタップ、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器等がこれに該当する。
質問 この者がJFEスチールの社員であることから考えると、他社のステンレスでは必要ないが、JFEスチールが製造したSUS 304に限っては、それを水道管の継ぎ手として使用する場合にも、ウォーターハンマーによる耐久試験が必要だということでしょうか? 御社の技術陣の見解をお伺いします。 質問 また、この者は当社の特許を公然と「クズ特許」と罵っています。他社の特許をこのような言葉でインターネットで日本中に吹聴する行為は、社会常識を逸脱した非礼な行為だと思いますが、御社ではこれを、社員の行為としてどのようにお考えでしょうか? [721] クズ特許 Name: mimon Date: 06/02 22:49 まあ、可能性を言うのは勝手ですが、このように、請求範囲が非常に狭く、しかも、何の効果ももたらさない特許なんて、普通だったら、登録料を支払うだけ無駄なので、放棄します。販売促進ツールの中に登録番号を書きたいための、宣伝材料に過ぎませんね。 質問 この者は、製品を見もせず触りもせず使いもせず、そんなものは売ってはいけないと言っています。今でも相変わらず、「応力腐食割れ試験をしろ」と言っています。 Name: mimon Date: 2008. 05/28 00:10 CuめっきのNd磁石と、めっきしていない鋳鉄をステンレスで囲うというのは、爆弾を抱えているようなもので、水分厳禁ですね。まして、内管の応力腐食割れ試験を実施していないのですから、そのまま、火の海に飛び込むようなものです。私だったら、怖くて使いませんし、まして、売るだなんて、論外です。 一応は水道用品を設計した者が、専門用語を用いて、大学の准教授のサイトでこのように発言すれば、専門家には噴飯もののくだらない意見でも、一般の人は信用してしまいます。 しかし当社では、きちんと水道協会の検査を受けて合格したものを出荷しており、これまで事故もなく顧客とのトラブルもありません。1年経過したものを掘り出して割ってみても、中はピカピカでした。溶接時に磁石室の空気は熱膨張して抜け、水分の量も減少して、そのまま封じ込められて常温では負圧となっています。磁石室内に残ったわずかの水分子も、鋳鉄のヨークの表面をわずかに酸化させるのに消費されてしまい、磁石室には水分は1滴もない状態となります。したがって腐食は起こらない構造であり、腐食が起こっていないことはすでに実機で実証されています。 もちろん、一般ユーザーにはそんな細かいことまで説明はしませんが、こういう製品であっても販売してはいけないという、何らかの技術的根拠が御社にはあるのでしょうか? 質問 また、この者は当社のことを何度も公正取引委員会に通報しています。 当社を倒産に追い込みたい一念での、ストーカー行為だと思われます。 [756] お気軽にどうぞ Name: mimon Date: 2008. 06/07 15:47 悪徳業者を告発するのに、慎重である必要は無いと思います。商品宣伝のパンフレットでもあれば、それをスキャナで撮って、添付すると、より効果的でしょう。今日は時間があったので、マグローブ鰍フ油の溶解度データに関して、http://www.maglobe.co.jp/kaimen2data.htm疑問を公取委に投げかけました。一件や二件の告発で、公取委が動くとは限りませんが、数が集まれば、公取委も調査に乗り出すのではないでしょうか。 この者は法律を間違って解釈しているようで、購入者との間に何の争いもないところでも公正取引委員会が介入できると考えているようです。むろん戦前の日本や北朝鮮ではあるまいし、自由経済のわが国においてそのような官僚統制はできません。公正取引委員会の権限はあくまでも、争い(疑いも含めて)があるところに介入できるということであって、その時、当事者が一方的に出してくるデータは論拠として採用しないというだけです。争いのないところで、公正取引委員会が「データを出せ」と言うことはないのです。一時期そういうことがありましたが、それは公正取引委員会が暗黒裁判制度を採用したための一時的な誤りで、もし公正取引委員会が再度、争いのないところに勝手に介入すれば、それは裁判になり、おそらく行政権の濫用という判決になります。 この者にはそのことが理解できていません。 当社は正々堂々と営業をしており、何も隠すことはありません。どこにも被害者はおらず、顧客の満足ばかりが聞こえてきており、先日その体験集を裁判の証拠として、一人一人の住所氏名を明記して裁判所に提出したほどです。 ひるがえって御社では、先日、以下のことが新聞で報道されました。 |
事情はあっても虚偽はダメです。検査制度に技術的な問題や時代遅れがあるなら、御社のようなトップメーカーが率先して行政を動かすべきでしょう。 御社の社員は、他社のことをとやかく言う前に、内部のチェックや行政への注文など、やることがたくさんあるのではないかと思われますが、いかがでしょうか。 以上、人事部長に質問いたしました。 回答をお待ちいたします。 (今後この者が当社の営業を妨害をしてきた場合には、そのつど人事部長にご連絡します) おわり |
職業もJFEスチール鰍フ会社員でしたら問題ありません。
by mimon at 2007/12/27 2:11:55