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魚釣島沖で台湾の海洋調査船が領海進入

2008.7.4 18:47
 尖閣諸島・魚釣島の北約28キロの領海内で、船尾からロープのようなものを海中に垂らして航行する台湾の海洋調査船「海研1号」=4日午前8時ごろ(第十一管区海上保安本部提供) 尖閣諸島・魚釣島の北約28キロの領海内で、船尾からロープのようなものを海中に垂らして航行する台湾の海洋調査船「海研1号」=4日午前8時ごろ(第十一管区海上保安本部提供)

 4日午前5時25分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の南西22キロの日本領海内で、台湾の海洋調査船「海研1号」(794トン、国立台湾大学海洋研究所所属)が領海に侵入しているのを石垣海上保安部の巡視船が発見した。

 巡視船が無線で航行目的を確認したところ、「海水を採取したい」と回答があった。巡視船は日本の事前同意がない海洋調査活動は認められないと注意したが、調査船は7時38分ごろから、魚釣島の北北東23キロの領海内で船尾から白色のロープのようなものを引いたまま航行した。

 巡視船が繰り返し調査活動の中止を求めたが、調査船は応答せず、同8時20分ごろ領海外に出たという。

 魚釣島沖では先月10日に巡視船と台湾の遊漁船が衝突する事故があり、台湾で抗議活動が活発化し、16日に台湾の抗議船と巡視船が侵入したばかり。

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 尖閣諸島・魚釣島の北約28キロの領海内で、船尾からロープのようなものを海中に垂らして航行する台湾の海洋調査船「海研1号」=4日午前8時ごろ(第十一管区海上保安本部提供)
 尖閣諸島・魚釣島の北約28キロの領海内で、船尾からロープのようなものを海中に垂らして航行する台湾の海洋調査船「海研1号」=4日午前8時ごろ(第十一管区海上保安本部提供)
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