The Kyoto Shimbun Web News
京都新聞
2008年7月5日(土)
トップ 催し グルメ・お出かけ トマト倶楽部 住まい 47NEWS お買い物 釣り 納涼床
政治・社会 経済 スポーツ 観光・社寺 教育・大学 動画 祇園祭 五山送り火 京菓子 高校野球
5日
6時
12時
京都北部 曇後晴 晴後曇
京都南部 晴 晴
滋賀北部 曇後晴 晴
滋賀南部 曇後晴 晴
お話を絵にするコンクール
動画ライブラリ
祇園祭・くじ取り式
フォトダイアリー
フォトダイアリー
サッカーボール柄
HOME>>最新ニュース一覧>>【詳細】 Kyoto Shimbun 2008年7月4日(金)
僧侶ら落書き防止啓発
右京・嵯峨地域
写真
観光客に落書き防止を呼び掛ける僧侶や右京署員たち(京都市右京区)

 イタリア・フィレンツェの世界遺産地区の大聖堂の落書きなどが問題になる中、右京署員や僧侶たちが4日、世界遺産の天龍寺など貴重な文化財の多い京都市右京区の嵯峨地域で落書き防止の街頭広報を行った。ビラを配り「軽い気持ちでも落書きは犯罪です」と観光客に呼び掛けた。

 嵯峨地域では、観光名所の「竹林の小径(こみち)」で、竹が刃物のようなもので落書きされる被害が続いている。右京署は4月から警戒を強めており、7月1日にも自転車の鍵で竹に落書きした韓国人観光客を厳重注意した。

 この日は、署員と天龍寺、大覚寺の僧侶、嵐山保勝会の会員たち約50人が「文化財や国宝は国民の財産です落書きは恥ずべき行為です」と書かれた看板を持ち、観光客にビラを配った。

 横浜市から観光に来た通訳ガイドの中村由美子さん(47)は「以前に案内したポーランド人も鎌倉の竹林で落書きをしようとした。私たちが落書きは駄目だと教えてあげないと」と話していた。

 臨済宗天龍寺派の栂承昭宗務総長は「嵯峨一帯は修行をしたり、景観を楽しむ大切な場所。心ない行為はやめてほしい」と話した。
最新ニュース

購読案内
文字が読みづらい場合はブラウザの文字サイズを「大」に設定してご覧下さい。Web閲覧支援ツール「UDcolorView」のダウンロードはこちら
各ページの記事・写真は転用を禁じます。著作権は京都新聞社ならびに一部共同通信社に帰属します
ネットワーク上の著作権について 新聞・通信社が発信する情報をご利用の皆様に(日本新聞協会)
電子メディアおよび関連事業における個人情報の取り扱いについて
記事に対するご意見、ご感想はkpdesk@mb.kyoto-np.co.jp