観音寺市の元男性職員(60)が、在職中の5月に飲酒運転で人身事故を起こしたにもかかわらず、飲酒運転だったことを市に隠し、6月末に依願退職していた問題で、元職員が3日、受け取っていた退職金全額を市に返還した。市は会計法に照らし合わせて適切に処理するとしている。
この日、元職員の代理人の男性(82)が市役所を訪れ、白川晴司市長に小切手で返した。その後、白川市長と代理人が会見。会見前に元職員と面談した白川市長は「本人は疲れ切った様子で、『市民に迷惑をかけた』と深く反省している」と話した。代理人は「(退職金の返還は)2日に本人が親せきらと話し合い、自発的に決めた」と経緯を説明した。
市は、退職金の額を「プライベートな問題」として公表していない。【松田学】
毎日新聞 2008年7月4日 地方版