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青海チベット鉄道に運行の危機、永久凍土層が急速に縮小-地球温暖化 RSS

 青海チベット高原を走る、世界で最も標高の高い鉄道「青海チベット鉄道(青蔵鉄道)」にも地球温暖化の影響が出始めている―青海チベット高原に広がる永久凍土層が、当初予想されていたよりも早いペースで縮小しているという。

 青海省気象局が発表した統計によると、同高原の平均気温は1980年代に比べ、1度近く上昇しているという。これは予想を上回る水準。予想では100年間で世界の平均温度が0.74度上昇するとされていた。国営新華社通信が伝えている。

 永久凍土層の縮小に関して、同気象局の陳暁光局長はヒマラヤ山脈の生態系に及ぶ影響を指摘。青海チベット鉄道の保守費用も増加したと説明している。

 2006年に開通した青海チベット鉄道。不安定な凍土や多くの技術的問題を解決するため、巨額の資金が投じられたという。

 中国科学院(CAS)が先に発表した報告では、今後50年間で表層の凍土は約15%縮小するとされていた。また凍土縮小のペースが速まれば、2016年には青海チベット鉄道が安全に運行できなくなると警告している。(c)South China Morning Post/Shi Jiangtao


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地球温暖化   環境   交通   中国   
 
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