Windows Command

緊急時、プログラム起動に役立つ
Windwowsコマンド一覧
緊急時にコマンド入力が必要になることもある。
そんなとき役に立つコマンドです。

私がレジストリをさわるのに必要になり、作成しました。

                                 
ファイル操作の基本コマンド
ディスク関連の基本コマンド
ネットワ−ク関連のコマンド
FTP接続のコマンド
「ファイル名を指定して実行」から利用するWindowsプログラム


解らない用語はアスキ−で調べてください。

ファイル操作の基本コマンド
コマンド 用途
cd 現在のディレクトリ(フォルダ)を表示、変更する。「cd ◯◯◯」と入力すれば、◯◯◯ディレクトリに移動する。「cd」とだけ入力すると、現在のディレクトリを表示する。
dir ディレクトリ内のファイル一覧を表示する。
copy ファイルをコピ−する。「copy ◯◯◯ ●●●」で、◯◯◯というファイルを●●●にコピ−する。
del ファイルを削除する。
deltree ディレクトリをサブディレクトリごと削除する。「deltree C:\×××」でCドライブの下にある×××ディレクトリを削除できる。 Windows2000/XPでは未サポ−ト
md ディレクトリを作成する。「md c:\test」と入力すれば、Cドライブの下にtestというディレクトリがつくられる。
type テキストファイルの内容を表示する。分量が多く一画面で収まらない場合は、moreコマンドを利用する。
more 出力を一画面づつ表示する。他のコマンドと組み合わせて利用することもできる。(「type C:\×××××× | more」など)
attrib ファイルの属性を表示、変更する。Windows上でファイルの属性変更が行えない場合に役立つ。
fc 二つのファイルを比較して相違点を表示する。主なオプションは別表を参照
find ファイル内のテキスト文字列を検索する。「find"文字列"ファイル名」という書式で実行する。
edit DOSプロンプト上で動くテキストエディタを起動する。Windows2000/XPでは未サポ−ト
help コマンドプロンブトで使えるコマンドを一覧表示する。「help コマンド名」でコマンドのペルプが表示される。
<ドライブ名> ドライブ名に続けてコロンを入力すれば、そのドライブへ移動する。たとえば「D:」と入力すればDドライブに移動する。



ディスク関連の基本コマンド
コマンド 用途
diskcopy フロッピ−ディスクの内容をほかのディスクにコピ−する。Windowsの起動ディスクを複製する場合に便利。 FDドライブにコピ−元のFDを入れて、「diskcopy a:a:」と入力すれば、一台のFDでコピ−できる。
chkdsk ディスクをチェクして、現在の状態を表示する。ただし、通常はscandiskを利用する。
scandisk スキャンディスクを実行する。ドライブのエラ−を調べて、エラ−を修正することができる。主なオプションは別表を参照。なおWindows2000/XPでは未サポ−ト
fdisk ハ−ドディスクのパ−テイションを操作する。通常はfdisk内のメニュ−表示に従って操作する。また、「fdisk /mbr」と実行することで、マスタ−ブ−トレコ−ドを修復できる。Windows2000/XPのコマンドプロンプトでは未サポ−ト
format ディスクのフェ−マット(初期化)を行う。主なオプションは別表「formatのおもなオプション」を参照。
xcopy ファイルやディレクトリをまとめてコピ−する。CドライブをDドライブにコピ−する場合、「xcopy c:d /e/q/h/r/u/k/y」などと実行する。主なオプションは別表「xcopyのおもなオプション」を参照。


formatの主なオプション
オプション 用途
/FS:
ファイルシステム名
ファイルシステムを指定。ファイルシステム名の箇所にはFAT,FAT32,NTFSを指定する。
/V:ラベル ボリュ−ムラベルを設定。
/Q: クイックフォ−マットを実行。
/F::サイズ フォ−マットするフロッピ−ディスクのサイズを指定。
/T:トラック数 ディスク片面あたりのトラック数を指定。
/N:セクタ数 1トラックあたりのセクタ数を指定。


xcopyの主なオプション
オプション 用途
/A ア−カイブ属性のファイルをコピ−(ア−カイブ属性を変更しない)
/M ア−カイブ属性のファイルをコピ−(ア−カイブ属性を解除)
/D:月-日-年 指定された日付以降に変更されたファイルをコピ−
/P 受け側のファイルを作成する前に内容を確認する。
/S サブディレクトリもコピ−する。(空の場合コピ−しない)
/E サブディレクトリもコピ−する。(空でもコピ−する)
/V 書き込んだ各ファイルを検証する。
/C エラ−が発生してもコピ−を続行する。
/Q コピ−中にファイル名を表示しない。
/F コピ−中に受け側と送り側のパスとファイル名を表示する。
/L コピ−するファイルを表示する。
/H 隠しファイルやシステムファイルもコピ−する。
/R 読み取り専用ファイルを上書きする。
/T テ゜ィレクトリのみ作成しコピ−しない。
/U 受け側にすでに存在するファイルダケコピ−する。
/K 属性をコピ−する。
/O ファイルの所有権とACL情報をコピ−(Windows2000/XP)
/X ファイル監査設定をコピ−(Windows2000/XP)
/Y 既存ファイルを上書きするときに確認しない。
/-Y 既存ファイルを上書きするときに確認する。
/z 再起動可能モ−ドでネットワ−クファイルをコピ−
/N 短いファイル名を使ってコピ−


各コマンドの共通オプション
オプション 用途
>ファイル名 表示内容をテキストファイルとして保存。
| more 一画面ごとに表示を停止し、Enterキ−を押すごと一行ごとに、スペ−スキ−を押すと一画面に表示する。
/? ヘルプを表示。


ネットワ−ク関連のコマンド
コマンド 用途
ipconfig ネットワ−クインタ−フェイスの設定や調査を行う。オプションは別表ipconfigのオプションを参照。
ping ネットワ−クの接続状況を調べる。オプションは別表のpingのオプションを参照。
tracert 目的のサ−バまでの経路を調べる。
netstat ネットワ−クの接続状況を調べる。オプションは別表のnetstatのオプションを参照。
nsiookup DNSの動作を調査する。IPアドレスからドメイン名を調べたり、ドメイン名からIPアドレスを調べたりできる。
arp IPアドレスとMACアドレスの対応を示すARPエントリの表示などを行う。オプションは別表arpのオプションを参照。
ftp FTPサ−バに接続する。「ftp ホスト名」もしくは「ftp IPアドレス」と実行する。オプションは別表を参照。
telnet Telnetクライアントの端末を呼び出すコマンド
net 「netコマンド」でファイルの共有やアカウントの管理、プリンタの状態などを設定できる。コマンドは「net help」で表示できる。


FTP接続時のコマンド
コマンド 用途
cd サ−バ側ディレクトリの変更
lcd クライアント側ディレクトリの変更
dir (ls) サ−バ側ディレクトリにあるファイルの表示
get ファイルのダウンロ−ドを行う。「get ファイル名」などと実行する。
mget 複数のファイルを一括してダウンロ−ドするときに利用スルコマンド。複数ファイルの指定には、「*」や「?」などのワイルドカ−ドを使用する。
put ファイルのアップロ−ドを行う。「put ファイル名」などと実行する。
mput 複数のファイルを一括してアップロ−ドするときに利用スルコマンド。複数ファイルの指定には、「*」や「?」などのワイルドカ−ドを使用する。
ascii 転送モ−ドをアスキ−モ−ドにする。アスキ−モ−ドは「行末コ−ドの変換や文字コ−ドの変換が行われる。テキストファイルの転送時に利用。
bin (binary) 転送モ−ドをバイナリモ−ドにする。バイナリモ−ドではコ−ドの変換は行わない。プログラムや画像デ−タ、ア−カイブファイルを転送する場合に利用する。
delete ファイルを削除す。
PASV パッシブモ−ドにする。パッシブモ−ドでは、FTPテ゜−タ転送の際にクライアント側から接続を行う。
close FTPサ−バとの接続を切断する。
quit FTPコマンドを終了する。


ipconfigの主なオプション
オプション 用途
/all すべての情報を表示。
/batch file_name 指定したファイルに結果を保存する。
/renew すべてのアダプタのIPアドレスを更新。
/release すべてのアダプタのIPアドレスを解放。
/renewN アダプタNのIPアドレスを更新。
/releaseN アダプタNのIPアドレスを解放。


pingの主なオプション
オプション 用途
-iTTL パケットのTTL値を指定。
-w timeout タイムアウトの感覚をミリ秒単位で指定。


tracertの主なオプション
オプション 用途
-d IPアドレスをホスト名に変換しない。
-h<最大ホップ数> タ−ゲットを検索する最大ホップ数。


netstatの主なオプション
オプション 用途
-i 各ネツトワ−クインタ−フェイスの通信状況を表示。
-r 経路テ−ブルを表示。
-p protocol 指定したプロトコルのコネクションを表示(protocolにはTCP,UDP,IPのいずれかを指定)
-n すべてのアドレスとポ−ト番号を数値で表示。
-a 現在接続中のポ−トや、待機中ポ−トの状態をすべて表示。
-e インサ−ネットの統計情報を表示。
-s eオプションと併用し、プロトコルごとの統計を表示。


arpの主なオプション
オプション 用途
-a ARPエントリの表示。
-s ARPエントリの追加。
-d ARPエントリの削除。


「ファイル名を指定して実行」から利用するWindowsプログラム
コマンド 用途
scanreg
(scanregw)
レジストリチェカ−を起動する。(Windows98 Me)オプションは別表を参照
winipcfg 現在のIPアドレスの確認や変更を行う。(Windows98 Me)
regedit レジストリの編集を行うレジストリエディタを起動する。
regedt32 レジストリ編集エディタ。regeditよりも高度な編集作業がおこなえる。(Windows2000 XP)
msconfig Windowsの設定をカスタマイズするためのシステム設定ユ−ティリティを起動する。(Windows98 Me)
sysedit config.sysやautoexec.batを編集するシステム構成エディタを起動する。
mmc システム管理ツ−ルを利用するためのマイクロソフト管理コンソ−ルを起動する。「mmc ××××.msc」として、保存されているコンソ−ル(mscファイル)開ける。保存されているコンソ−ルに変更を加える場合は「/a」オプションをつけて作成者モ−ドにする。(Windows2000 XP)
appwiz.cpl コントロ−ルパネルの「プログラムの追加と削除」を起動する。(Windows2000 XP)
hdwwiz.cpl コントロ−ルパネルの「ハ−ドウェアの追加ウィザ−ド」を起動する。(Windows2000 XP)
inetcpl.cpl コントロ−ルパネルの「インタ−ネットのプロパティ」を起動する。(Windows2000 XP)
ncpa.cpl コントロ−ルパネルの「ネットワ−ク接続」を起動する。(Windows2000 XP)
nusrmgr.cpl コントロ−ルパネルの「ユ−ザ−アカウント」を起動する。(Windows2000 XP)
sysdm.cpl コントロ−ルパネルの「システム」を起動する。(Windows2000 XP)
compmgmt.msc コンビュ−タの管理(ロ−カル)を起動する。(Windows2000 XP)
devmgmt.msc デバイスマネ−ジャを起動する。(Windows2000 XP)
diskmgmt.msc ディスクの管理を起動する。(Windows2000 XP)
fsmgmt.msc 共有フォルダ(ロ−カル)を起動する。(Windows2000 XP)
lusrmgr.msc ロ−カルユ−ザ−とグル−プを起動する。(Windows2000 XP)
perfmon.msc パフォ−マスを起動する。(Windows2000 XP)
secpol.msc ロ−カルセキュリティポリシ−を起動する。(Windows2000 XP)
services.msc サ−ビスを起動する。(Windows2000 XP)
gpedit.msc ユ−ザ−やコンピュ−タをカスタマイズするための「グル−プポリシ−」を起動する。(Windows2000 XP)
wmimgmt.msc Windows Management Instrumentatonの構成を設定MMIコントロ−ルを起動する。(Windows2000 XP)


scanregの主なオプション
オプション 用途
/backup レジストリをバックアップ。
/restore 待避したレジストリを戻す。
/comment 待避書庫にコメントを記入する。
/fix レジストリを再構成
/opt レジストリ空きエリアを縮小する。(最適化)