まえがき
最近HDDを買いました。720Gで¥13,000。安いですね。。。160GのHDDを4台つないでいたので4台分を全て720GのHDDにまとめることにしました。そのほうが電気代も安いし場所も食いませんしね^-^
ここで、データの引越しは通常通りエクスプローラから行えばOKなんですが、今回みたいに複数のドライブから引っ越す場合はxcopyコマンドを使うと便利です。
バッチファイルに登録しておけば、順番どおりに作業を進めてくれます。同時コピーにならないので、引越し先のファイルも断片化しません。
適当な場所にテキストファイルを作成して、以下の内容を記載。その後、コピー.batなどの名称で保存して、ダブルクリックすればOKです。
ちなみに、バッチファイルは任意の名前でOKですが、xcopy.batという名前だけはNGです。xcopyという文字列を含まないように。
以下は記載例。
Nドライブ内に予め作成したフォルダe、f、g、hに、Eドライブ、Fドライブ、Gドライブ、Hドライブ内のフォルダ及びファイルをそれぞれコピーするコマンドです。
*最終行は、コピーが終了したらシャットダウンするコマンドです。
*半角文字「a」のみ記入したファイル「all.txt」をバッチファイルと同じディレクトリに作っておきます。これによりXCOPYの上書きのメッセージに自動応答できます
XCOPY E:\*.* N:\e\ /C /E /R /H /K < all.txt
XCOPY F:\*.* N:\f\ /C /E /R /H /K < all.txt
XCOPY G:\*.* N:\g\ /C /E /R /H /K < all.txt
XCOPY H:\*.* N:\h\ /C /E /R /H /K < all.txt
shutdown -s -t 5
以下はxcopyの使い方、及びオプション説明です。
XCOPY 送り側 [受け側] [/A | /M] [/D[:日付]] [/P] [/S [/E]] [/V] [/W]
[/C] [/I] [/Q] [/F] [/L] [/H] [/R] [/T] [/U]
[/K] [/N] [/Z]
[/EXCLUDE:ファイル1[+ファイル2][+ファイル3]...]
送り側 コピーするファイル (複数可) を指定します。
受け側 新しいファイルの位置や名前を指定します。
/A アーカイブ属性のファイルのみをコピーし、属性は変更しません。
/M アーカイブ属性のファイルのみをコピーし、アーカイブ属性を解除します。
/D:月-日-年 指定された日付以降に変更されたファイルをコピーします。
日付が指定されなかったときは、送り側の日付が受け側の日付より新しいファイルだけ
をコピーします。
/EXCLUDE:ファイル1[+ファイル2][+ファイル3]...
文字列を含むファイルの一覧を指定します。
文字列がコピーされるファイルの絶対パスの一部と一致した場合、
そのファイルはコピーから除外されます。
/P 受け側のファイルを作成する前に確認のメッセージを表示します。
/S 空の場合を除いて、サブディレクトリをコピーします。
/E サブディレクトリが空であってもコピーします。
/S /E と同じ意味です。/T と同時に指定できます。
/V 書き込んだ各ファイルを検証します。
/W キー入力があるまでコピー開始を待ちます。
/C エラーが発生してもコピーを続けます。
/I 受け側がなく複数のファイルをコピーする場合、受け側をディレクトリとしてコピーします。
/Q コピー中ファイル名を表示しません。
/F コピー中送り側と受け側の全ファイル名を表示します。
/L コピーされるファイル名を表示します。
/H 隠しファイルやシステム ファイルもコピーします。
/R 読み取り専用ファイルを上書きします。
/T ファイルはコピーせずにディレクトリのみを作成します。
ディレクトリまたはサブディレクトリが空の場合は除きます。
/E と使用すればディレクトリやサブディレクトリが空でも作成されます。
/U 受け側に既に存在するファイルだけをコピーします。
/K 属性をコピーします。通常の XCOPY は読み取り専用属性を変更します。
/N 生成された短い名前を使用してコピーします。
/O ファイルの所有権と ACL 情報をコピーします。
/X ファイル監査設定をコピーします ( /O を含む)。
/Y 受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示しません。
/-Y 受け側の既存のファイルを上書きする前に確認のメッセージを表示します。
/Z 再起動可能モードでネットワーク ファイルをコピーします。
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