2008年7月3日 23時39分更新
中学生に、シンナーや覚せい剤など、薬物の恐ろしさを知ってもらう講習会が、美作市で開かれました。
この講習会は、薬物の乱用防止を訴えるため、地元の医師会や薬剤師会などで作る協議会が開いたもので、3日は、美作中学校の3年生およそ90人を対象に、薬剤師の末田芳裕さんが薬物の危険について講演しました。
この中で、末田さんは、軽い気持ちで一度手を出すとやめられなくなる薬物依存の恐ろしさについて話したり、シンナーや覚せい剤が人の脳をむしばむ様子を映像などを使って説明したりしました。
また、末田さんは薬物を使うようさまざまな誘惑が狙っていることを話した上で、麻薬や覚せい剤などを断わる勇気を持つよう呼びかけ、中学生たちは真剣な表情で話に耳を傾けていました。
講演を聞いた中学生は「すごく勉強になった。ドラッグをやってはいけないことがよくわかりました」などと話していました。