アメリカの自動車メーカーは全部潰れる
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2日のニューヨーク株式市場で、米ゼネラル・モーターズ(GM)の株価が急落し、一時9ドル96セントをつけた。AP通信によると、1954年9月以来の安値となった。メリルリンチが「破綻の可能性を指摘」というんだが、アメリカでは自動車の売上が20パーセントも下がっているわけだ。で、こういう時には当然ながら、弱った会社からやられるのが世の常。まぁ、石油をネタにユダヤが荒稼ぎしようなんぞと考えるから、結果としてますますアメリカの企業は弱ってしまう。以前のオイルショックでも、結果として日本のメーカーが「小型で燃費が良い」とシェアをのばしただけの結果に終わったんだが、今度はもっと凄い結果になるよ。それは
米メリルリンチのアナリストがGM破綻の可能性を指摘したことなどから売り込まれた。原油価格の急騰で新車需要が一段と冷え込む懸念も強まっている。経営不安が広がれば、再建中のGMに大きな打撃になりそうだ
内燃機関の終焉だ。ガソリンでもジーゼルでもLPGでもいいんだが、いわゆる内燃機関を使った自動車というのが、これからの10年間で作られなくなる。水素自動車も実用化されないかも知れない。今の技術で間違いなく実用化できるのは電気自動車なので、遠からず世の中は電気自動車だらけになる。
で、アメリカのメーカーは全部潰れる。ヤツらには電気自動車を実用化するだけの能力がない。あったら日本車がここまでシェアをのばしてない。一方で日本のメーカーだが、コレも格差があるのでどうなることか。ハイブリッドで先行しているトヨタは勝ち組だろうが、ホンダも技術力はあるのでダイジョウブかも知れない。ニッサンは判りません。意外に生き残れそうなのが、三菱だったりするんだが、馬鹿にならないのがスズキだ。スズキは、とりあえず今のところ日本における電気自動車のシェアではトップです。セニアカーとか呼んでいるがw 機械というのは小型化する方が難しいので、セニアカー作っているスズキが大きな電気自動車作るのは朝飯前だったりするんだが、意外にドイツのメーカーは電気系は苦手だという話もあるので、ますます日本の自動車メーカーが強くなる時代が来るわけだ。
もっとも、ガソリン自動車に比べると電気自動車は部品因数が圧倒的に少ないので作るのは簡単らしい。実は、ガソリン自動車が普及する前に、電気自動車が盛んに作られていた時代もあったりするわけだ。それが、石油を売りたいがために、電気自動車を駆逐して、内燃機関ばかりの世の中になってしまった。
むかし、トロリーバスってぇのもあったんだが、覚えている人、どれくらいいるかな? おいら、乗った覚えがあるんだが、アレは頭の上の架線から電気を貰って走るわけだ。レールはないので、「無軌道電車」とも呼ばれる。なんか凄いね。無軌道電車というと、機関車トーマスに出てくる不良の電車坊やみたいだが、路面電車とかトロリーバスとか、見直される時代が来るのかも知れないです。
もっとも、実は石油は余っているという話もある。Walk in the Spiritさんちによれば、景気減速が進んでいるので、石油の消費量も大幅に減っているのだそうで、それがバレると相場が一気に崩壊するのでナイショなんだそうで、
原油供給は、昨日(商品バブル崩壊)のカタールの石油相が言っていたように、オーバーサプライが本当のところで、それを言い出せないのがつらいところ、今のところ、サブプライムローンの損失を商品相場でなんとかしのいでいるというのがユダヤどもの実状なので、このカラクリがバレると一気に大暴落だそうで、そうなったら相場維持のためにイラン戦争仕掛けるんじゃないか、というような見方もあるんだが、まぁ、石油相場が暴落するのが早いか、ゼネラルモーターズが破綻するのが早いか、どっちも時間の問題だな。で、
アトは事実関係がいつ暴露されるかの時期の問題
* FRBが大量のお金を作り出し、それを銀行に貸付け、銀行は消費者に貸し付ける。この流れが1993年から2006年まで続いた。2001年から2006年にかけて、負債創造は加速的に増えていった。400兆円分の信用収縮だそうで、そら、世の中、景気も悪くなろうってもんだ。まぁ、嵐の去った後には、アメリカの自動車メーカーは一社も残ってないという事になりそうです。
* 特にすごいのは2006年で4兆ドルの負債増加。
日本円にして400兆円ですぜ。
* が、2007年に流れが変わる。これ以上の負債創造ができなくなったのだ。
* 借金に借金を重ねることで成長してきたシステムが借金するのを止めたら...しぼんでしまう。
* つまりデフレだ。今はその初期段階。
* そしてデフレは一様に進むわけではない。原油や食料などは、まだ資金がなだれ込む状態が続いている。
ゲリラさんの影響力は、思いの外大きい。
銀座の書店を廻って感じた。
「腑に落ちる。」と、感じる人が多いのでしょう。
もうひとつ。
金融業と製造業の対立。(あっしら さん。論文)
僕は、製造業の見方であるが、金融業による
信用の拡大なしでは、世界貧困層が死ぬので、
悩み中。
投稿 腑に落ちる | 2008/07/04 04:37
神宮外苑に有る博物館でエジソン展を見た時にエジソン商会製電気自動車が置いてあった。形はクラシックカー。エジソン商会の建築模型を見たらは実は大企業でかなり工業的にやっていたのにビックリ。小学校に有った偉人伝はウソだ。一番驚いたのは円盤型蓄音機の音の良さ。テレビドラマみたいに音は悪くないし、歪みが無い。それにすぐに回転が遅くなったり、回転がぶれたりもない。レコードディスクがぶ厚くて平面が崩れていない。すぐに変形するEPやLPがメーカーの都合である事を知った。今の自動車から排気系統、エアクリーナー、ドライブシャフトを無くしたら相当軽くなる。ガソリンも危険だし蒸発も多すぎ。
投稿 エジソン展で電気自動車を見た | 2008/07/04 04:46
私なんか子供の頃はスクーターなんてのは電気で走るもんだと思ってました。
で、学生時代にゴルフ場のキャディをやるようになり、電動カートに出逢ってから、"これ街中で走らせても何も問題ねえんじゃね?"と。
まあ、原チャリや軽自動車は全部電動にすべきでしょうな。
車椅子はガソリン喰わないし。
投稿 ばっくまん | 2008/07/04 04:53
電動モーターなんて枯れた技術(ゴルフカートや電車のを転用可能)
でも、バッテリーの廃棄コスト高や重量などを考慮すると電気自動車の環境・経済的コストは実は高いのでは?
そこに目をつけたのが電力会社<たくさん電気を食ってくれる電気自動車を普及させたい
だから当面無料の電気スタンドを作って利用者を囲い込んで
ある程度シェアを取ったところで、有料化でウマー
みたいな謀略を想像してます
投稿 undertaker | 2008/07/04 05:13