2008-06-26-木
■コミュニケーション強者とはこういう人を言うのだろう。
軽く絶望した話。
けんじろう と コラボろう! > 学校裏サイト記事で知り合った「はてな村の若者20人」と飲んでみた : ITmedia オルタナティブ・ブログ
営業屋さんって、只者じゃない。いやこの人だけ特別なのかもしれないけど。
私は毎日のようにIBM以外の人と飲んでいる。 仕事上の付き合いのある取引先はもちろんだが、ミクシーやWizliなどのSNSのコミュニティや仕事でメールでやり取りした人、私が住んでいる近所の人、子供達の学校や部活で知り合った人、そして、月に1回だが当社の社員と取引先の社員での合コンなどである。
うぇぇ、飲みニケーション・・・職場の飲み会もできれば行きたくない俺にとっては異世界の話。
以前、私のマンションの上の階の子供が夜中に走り回ってうるさかった時に、そこのお父さんを飲みに連れ出して、酔っ払ってから協力をお願いしたことがあった。
なんと言う策士。というのは悪い言い方だが、普段から頻繁に飲みに誘ったりしている人だという基盤があるからできるんだろうな。普通なら嫌いになる相手と友達になるってのは、できるもんじゃない。てか、多分根っから人が好きなんだろうな。
思わずエレベーターの「閉」を押してドアを閉めたが、気とりなおして店に入る。
小ネタが挟まっとる・・・w
次がすげぇ。
とりあえず、
席替えが出来るか、
荷物を置く場所、
非常口、トイレの場所、
タバコを吸う人がいた場合にどこに座らせるか
などを確認し、
細かっ!
メイドさんに20名になる可能性もあることを伝えて、
時間延長の料金などを確認し、
これはまあ何とか自分にもできそうだが。
場が盛り上がらない時用に常備している「1万円札をボールペンで刺す」などのマジックを再点検
などをした後
なんですと?
ここまで仕込んでいるのが予想GUYです。
てか、仕込んでいても取り出すタイミングというか、手品に振る技術というのがそもそも大変なのであって。
こういう初めての人ばかり会う飲み会の場合は歩留まり約91%が参加目安になることから、18名で予約してあった。(実際に18名だった)
統計とってんのかよ・・・またそれをあっさり公開するあたりが憎いね。しかし・・・俺がこの情報を活用する日が来るとは思えないのであった。
飲んでいる最中は、
・話題に入れず、壁やグラスと会話している人がいないか?
・話題が尽きたところがないか?
・お酒は足りているか?
などを時々チェックする以外は、とにかく会話を楽しんだ。
あー恐ろしい。飲み会では大抵右のグループと左のグループと、どっちの会話に首突っ込もうかでどっちつかずになっちまう俺って……
基本的に飲み会で発言して滑らなかったことがないんで基本、しゃべらないことにしてるんだが。「話題が尽きたところが無いか?」なんて俺にとっちゃ木星の向こう側に行っちゃうほど遠い世界だわ。
お酒のチェックもタイミングムヅカシイんだよなー。自分で入れちゃう人いるし。それができなきゃKYのDQNって烙印押されそうな圧迫感。もうどーでもいーやw
途中、ちょっと感じる部分があり、一度だけ席替えを行った。 それほど話さないが、うまく話題を提供している4人を入れ替えた。
これを自分も酒飲みながら、会話楽しみながら並列処理でやるんだぜ?スパコンかよこの人。
私は、飲んで、話しながら若者たちそれぞれに
・それぞれが将来どんなことしたいのか?
・結婚観や人生観
・仕事についての考え方
・何に興味があるのか
・私にはない、どんな特種能力を持っているのか
などを聴いた(こんなにダイレクトに質問しないが)。
おおっ、ここで企業秘密発動!(違 自分の情報も出しまくってたんだろうなぁ。
この会で何を話をしたか、ほとんどを覚えていないが、それぞれの人についてだけは覚えている。 自分が座っている位置に名前を書いてもらった紙を見ながら話をして名前と凄さを覚え、それぞれと話した内容を後からメモした。
忘れそうだと思ったときにはトイレに行ってメモした。
俺は人の名前と顔を覚えるのが何より苦手なのだが、このくらいやんないとダメなんだろうなぁ。で、次に会った時にはその話題で盛り上がろうと。20名近い人の中にいて自分の特長とか覚えられてたら、そりゃ好感持つよなぁ。半端ねぇ。
また、今後、顔をあわせなくても、ブログやメールなどで、気軽にやり取りが出来るように、柔らかい信頼関係を作っておきたかった。 だから、飲んだときの話題は何でもいいのだ。
とにかく、一度会って、とことん「馴染んで」おけば、あとは、ブログやメールなどでいくらでもコミュニケーションがとれる。
「吉田さんは、ああいう性格だから、これはいい意味で書いてるんだろう」とか「ははは、彼だったら確かにやりそうだ。いい意味で。」と、お互いに行間部分を頭の中で補完しながらコミュニケーションがとれるのである。
確かに。ネットでのコミュニケーションの行き違いや、喧嘩腰になりやすいのは、相手を知らないことによる緊張感で自然に防衛的(=攻撃的)になるからだろうと俺は思っている。リアルで会うってのはそういう点で重要だよね。まあ、ネットでも信頼関係構築することは可能なんだけど。
ま、ネットで攻撃的だった人が、リアルでもやっぱり攻撃的だったのを見て、「あれはそのまんまだったのか」と、それ以来オフ会絶対行かない主義になった自分にとっては、オフ会で楽しかったよ話は基本的に読まないし、まあみんなそれで楽しんでるならいいじゃない、と思う程度だが、今回の記事はコミュニケーション能力の超えられない壁を見せ付けられた。良い資料になる。これ書いてるのはメモ代わり。
しかしまあ、
学生が一人いることに気がついていたので「学生の分は俺が払うよ〜」と言うと、なんと4人も手があがる。 東大、早大などに在学中だそうだ。 おっと、自分の分も含めて2万5千円。
具体的金額を出して恩を売っているのか単にオープンなだけなのか。そういう他人の穿ちすぎる読みとか、奢られた相手が恐縮する可能性なんて全く気にしないのがコミュニケーション強者の先天的能力とも言えるわけで。ま記事全体から判断するに、おそらく後者。あけっぴろげなのが「らしいよね」と言われるキャラを作り出す。
私にとって、皆さんとの出会いと会話は至極の時間でした。 これからリーダーとして社会人として、父、母として、様々なことがあるだろうが、”本当”に困ったとき、本気で悩んだときには、ぜひ、連絡してほしい。 お金以外で力になれるものがあれば挑戦したいと思っている。
そして、私がピンチになったときには、気が向けば力を貸して欲しい。
天下取りそうだなぁ、この人。嫌味とかじゃなく、素直にそう思う。
個人的には、パソコン買うとき値切るとか普段はもらうとかいう話があるあたりで、絶対にそりが合わないと思った。俺にとっては天敵ですw
リアルでのコミュニケーション能力が低いと、生産性が下がる。それを自覚してはいるのだが、何かを頼むために相手の時間に割り込むのは気が引ける。その点、こういうコミュニケーション能力に長けた人は有利なわけで。この人、とんでもなく生産性の高い仕事してんだろうなぁと思う。
さて、これからどうやって生きていこうかね。
- 2922 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080630_headline/
- 2438 http://b.hatena.ne.jp/hotentry
- 2004 http://b.hatena.ne.jp/
- 1789 http://www.hatena.ne.jp/
- 1387 http://www.golgo31.net/
- 1252 http://d.hatena.ne.jp/
- 429 http://reader.livedoor.com/reader/
- 279 http://news.atode.cc/
- 271 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/umikaji/20080626/1214489444
- 256 http://b.hatena.ne.jp/hotentry?