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            THINKING 
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            黄金比を意識してレイアウトする | 
        
        
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            REASON 
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            人間がもっとも美しいと感じるプロポーションを 
            把握し、Web制作に応用する。 | 
        
    
プロポーションとは調和や均衡、比率を表す言葉だ。制作の現場ではおもに一対の長さの関係を指す言葉として使われる。比率を決めるにあたり参考となるのが「黄金比(黄金率)」だ。黄金比とはデザイン的にもっとも美しいとされる比率のことで、縦横比が「1:1.68」のことを指す。DTPでは頻繁に使われている比率だが、Webの場合はテキスト量やフォントサイズによってボックスの比率が変わってくるので、黄金比を取り入れることはなかなか難しい。まずは、比率が変動しないビジュアルやナビゲーションなどに活用してみるとよいだろう。
 

写真をトリミングする際に1:1.68の黄金比を使うと安定感が出る 

テキストの量などで比率が変動するWebレイアウトに黄金比を取り入れるのは難しい

クレジットカードやデジカメなども黄金比でつくられていることが多い。名刺もそのひとつ

テキストなどが可変となるためWebデザインに黄金比を使うのはなかなか難しいが、ナビゲーションやメインビジュアルなどに利用できる
文=島根未央