世界イタリア語週間
第8回 世界イタリア語週間
2008年10月20日~26日
"ピアッツァ(広場)におけるイタリア語"
イタリア語のさらなる普及を目的とし、イタリア外務省、そして1583年に設立されたイタリア語協会「クルスカ学会」主催で世界各国のイタリア文化会館をはじめとしたイタリア在外公館で毎年「世界イタリア語週間」が開催されています。
今年で8回目を迎える「世界イタリア語週間」のテーマは「ピアッツァ(広場)におけるイタリア語」です。
ヴェネツィアのサン・マルコ広場、フィレンツェのシニョリーア広場そしてローマのナボーナ広場やポポロ広場といった世界的に有名なものからイタリア全土にひっそりたたずむ数々の広場。
「ピアッツァ」は古代ローマ時代から今日に至るまでイタリアの歴史や文化そのものを語りついできました。そして中世から演劇の発信地であり、演説や口論が繰り広げられ、今日でも人々の日常会話が弾む空間であることから、「ピアッツァ」はイタリア語の歴史をも物語っています。
イタリア文化会館 東京では映画「海の上のピアニスト」や「シルク」の原作者として知られるベストセラー作家アレッサンドロ・バリッコの講演会、イタリアの語学学校関係者から直接話を聞くことができる「イタリア留学フェア」、オペラやカンツォーネのコンサートなど、多彩なイベントを企画しています。
«詳しいプログラムについては、順次このページで紹介していきます»
2008年 第一回イタリア文化会館 東京 日本国内作曲コンクール
ファイナリスト
デル・ジェイミソン
撮影:サラトーン ジェアサダ
デル・ジェイミソン(1980-)はカナダ出身の作曲家、インプロヴィザー、音楽学者。東京藝術大学の近藤譲氏、ヨーク大学のニコラ・レファニュ氏の下で研鑽を積んだ。代表作に尺八協奏曲」鎖(とざ)されし闇》、弦楽四重奏曲」warm stones》、ピアノ曲」besos y volcanes》、筝歌」古代女神に扮した私》がある。彼の作品はこれまでカナダのボッジーニ弦楽四重奏団やフランスのロレーヌ国立交響楽団、また英国のアルノルト・シェーンベルク室内管弦楽団、同じく英国のヨーク大学室内管弦楽団等によって演奏されている。詳細はwww.daryljamieson.comを参照のこと。
浅野 弥栄子
1980年横浜生まれ。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部作曲科に学ぶ。作曲を法倉雅紀、権代敦彦、ピアノを角倉英子、藤井一興の各氏に師事。
2002年よりドイツ・ハノーバー国立音楽大学作曲科でヨハネス・シェルホルン師に師事。現在同大学マイスタークラスに在籍。
2006年アンサンブル・モデルン、ドイツ現代音楽協会主催"Nachwuchsforum"に入選し、同楽団により曲がフランクフルトで初演、また"ISCM 世界音楽の日々シュトゥッツガルト06”にて再演された。同年フランス・ストラスブール音楽祭”Musica"の”le samedis de la jeune création"シリーズに2曲が推薦され、Ensemble L'instant Doneéにより演奏される。
2007年"Hamburger Klangwerktage"音楽祭より委嘱を受け、新曲を発表。曲はハンブルク、ベルリン、ライプツィヒにてその後演奏される。
2008年全額スカシップを受けフランス音楽祭”Centre Acanthes"に参加。新曲を発表予定。
これまでに、Le Nouvel Ensemble Modern(カナダ)、Sebastian Berweck(ドイツ)、Jessica Rona(アメリカ)、Ensemble Adaptor、Ensemble Integrales、Kangnetz Berlin(ドイツ)により曲が初/再演され、ラジオ・フランス(フランス)、ヘッセン放送局(HR)、南西ドイツ放送局(SWR)、中央ドイツ放送局(MDR)により放送される。
稲森 安太己
1978年東京生まれ。2007年東京学芸大学教育学部卒業。作曲を山内雅弘、金田潮兒、川村めい子、ダニエル・ケスナーの各氏に師事。また、音楽祭や作曲セミナーでヨハネス・シェルホルン、西村朗、カリン・レヴァインの個人レッスンを受ける。2007年、武生国際音楽祭に招待作曲家として参加。2008年東京におけるインターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミーを受講。これまでに、第76回日本音楽コンクール作曲部門第1位(2007)、明治安田賞(2007)、第10回フリブール国際宗教音楽作曲コンクール入選(2008)、第4回JFC作曲賞、他数々のコンクールで受賞・入選。現在、東京学芸大学大学院在学中。
金井 勇
東京音楽大学作曲専攻卒業。同大学院修了。学部卒業時、NTTドコモ奨学金を受賞。作曲を
池辺晋一郎氏、細川俊夫氏、湯浅譲二氏にそれぞれ師事。また指揮を汐澤安彦氏に、篳篥を西原
祐二氏に師事。2003年第72回日本音楽コンクール作曲部門第2位入賞。2005年第16回朝日
作曲賞入選。2006年第22回名古屋市文化振興賞受賞、同年、第6回武生作曲賞受賞。2008年
フランス・ロワイヨモンVoix Nouvelle2008奨学生。
篠田 昌伸
76年生まれ。99年東京芸術大学作曲科卒業、01年同大学院修士課程修了。これまでに作曲を尾高惇忠、土田英介の各氏に師事。第22,27回日本交響楽振興財団奨励賞(2000,2005)、第74回日本音楽コンクール作曲部門第1位(2005)等受賞。また、いくつかの作品が委嘱初演されている(横浜芸術振興財団(2006)東京混声合唱団(2008)ピアニスト中嶋香氏(2008))。作曲グループ「chronoi-protoi」「cue」「Next」同人として作品を発表する他、ピアニストとしても新作初演等多くおこなっている。
杉山 佳寿子
作曲家・ピアニスト
1980年北海道生まれ。17歳より作曲を始める。
'99年桐朋学園大学作曲理論科作曲専攻入学,'03年同研究科入学。
'01年紀伊国屋ホールで行われた文化座60周年公演「夢たち」に音楽アドバイザーとして参加。
'02年一柳慧プロデュースコンサートに「Hi-mawari」出品、第13回奏楽堂日本歌曲コンクールに「打楽器奏者と男性歌手によるおやこ」で
3位入賞。
'03年釧路教育長賞受賞、同大学研究科1年次修了後渡伊,私立ミラノ音楽院ピアノコース入学。
'05及び'06年ミラノ市立音楽院(現ミラノ国際音楽院)iRMSにて研積を積む。
'06年同市立音楽院修了コンサートに「discant」出品。
'07年私立ミラノ音楽院及びZENOBIOアカデミーピアノマスターコース修了
'08年第6回弘前桜の園作曲コンクール一般の部第2位入賞、第4回TIAA全国作曲家コンクール3位入賞(1位•2位該当者なし)。
また、パフォーマーとしての活動も行っており,神奈川国際トリエンナーレ2001,一柳慧プロデュースコンサート,OTOの会新作コンサート等や、自身の作品に出演。
これまでに作曲を香月修,新美徳英,Alessandro Solbiati,ピアノを藤井一興,Edward Filus,Riccardo Risaliti,室内楽を一柳慧の各氏に師事
難波 研
1983年静岡県浜松市生まれ。作曲、音楽理論、指揮、ピアノ、ハプシコード、サキソフォーン等を学ぶ。06年に東邦音楽大学音楽学部作曲専攻を主席で卒業後、08年に東邦音楽大学大学院音楽研究科音楽表現専攻(作曲領域)を修了。
1998年に「静岡の名手達」(静岡音楽館AOI主催)に選出され、以後国内に於いて高橋アキ(ピアニスト)、故・岩城宏之(指揮者)、藤森亮一(チェリスト)、パーカッショングループ72(打楽器アンサンブル)のメンバー等、著名な演奏家によって作品が演奏されている他、海外に於いてもコソボやウィーンで作品が紹介されている。
作曲家としての活動の他、演奏家/指揮者としても積極的に活動している。
野田 憲太郎
野田憲太郎は、1976年2月24日に三重県四日市市で生まれた、日本国の作曲家=ピアニスト。石踊誠子、小杉卓也、田隅靖子、石原立教の各氏に西洋音楽全般を師事。京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専修を1999年に卒業後、渡米してワイオミング大学音楽学部演奏家免状課程 (1999-2000年, 在籍)、ノースフロリダ大学音楽学部演奏家免状課程 (2000-2002年, 修了)でピアノと作曲を学んだ。2002年に帰国後、第12回国際若手作曲家の集い第1位(2006年, アペルドールン)。第6回弘前桜の園作曲コンクール一般部門第1位及び弘前市長賞受賞(2008年, 弘前)。現在も、世界中で作品発表を続けている。彼は、ジャチント・シェルシのピアノソナタ第一番を79年ぶりに蘇演し、カイホスルー・シャプルジ・ソラブジの超絶技巧百番練習曲からの抜粋を世界初演可能なピアニストでもある。http://musinoda.nobody.jp/
作曲ワークショップ |
日時: 9月20(土)、21(日)、27(土)、28(日)日
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講師: カルロ・フォルリヴェジ
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会場: イタリア文化会館 東京
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審査員
湯浅譲二(日本) マルコ・ストロッパ(イタリア) カルロ・フォルリヴェジ(イタリア)
優勝者コンサート
日時:10月18日(土)
会場:イタリア文化会館 東京 アニェッリ・ホール
アンサンブル・ノマド |

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