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内山病院:老人クラブ連合会、存続を要望 喜多医師会に署名添え--内子 /愛媛

 大洲市の喜多医師会(清家秀登会長)が運営していた内山病院(内子町城廻)を医師不足を理由に5月末で廃止した問題で、内子町老人クラブ連合会(山田常義会長、1943人)は2日、清家会長に署名を添えて「存続などを求める」要望書を提出した。

 同老人クラブ連合会の山田会長ら役員4人が、同会員から集めた4541人分の署名を持って喜多医師会を訪問し、清家会長に要望した。

 要望書は「内山病院の施設を内子町に譲り渡し、私たち高齢者のための病院の再建存続を強く求める」としている。

 会見した清家会長は「今年1月の総会で廃止を決定した。建物(4階建て)も維持費がかさむので取り壊す」と、病院廃止と町への建物譲渡をしない従来の方針に変わりはないことを強調した。

 同町老人クラブ連合会の山田会長は「残念だが、医療再開は難しいとの話しだった。町内唯一の総合病院がなくなると、町外の病院へ行かなくてはならず、経済的にも不安です」と、要望が聞き入れられず肩を落としていた。【門田修一】

毎日新聞 2008年7月3日 地方版

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