マリーナの入っているビルは、大手損害保険会社が大家さん。
当然、そこで働く人たちは色んな武勇伝やら経歴を持っている人がいらっしゃいます。まあ、普通に東大卒業なんていう人がゴロゴロいるわけで・・・。
たとえば、東大理工学部で落語研究会出身という支店長さん。ある自治体の首長つまり市長とは同級生だという東大法学部出身の人。池袋の大地主のお坊ちゃまで幼少の頃から学習院に通っていたのに何を思ったか、東大に進みゴルフ部で活躍した課長さん。それはそれは、あげればキリがないほどに、いわゆる高学歴オン・パレードは半永久的に続けられるのであります。
かたや、広島の私学を卒業した私とは、こういっちゃナンですが迫力が違うっていうモンです。
でもって、その中でも今日は新入社員の経歴に驚いてしまいました。
その人は先述の東大ゴルフ部の課長さんの部下として配属されたのですが、高校まではバリバリの高校球児として、野球に打ち込んだのだそうです。
その結果、あの甲子園にも出場したというから野球の才能も半端ではありません。
甲子園も終わり、彼はいわゆる受験勉強を開始しました。つまり8月からですから、そのスパートたるや「ロケットスタート」みたいな集中力だったそうです。
結果、センター試験では9割以上の得点を獲得。浪人はイヤだったからあの慶応義塾大学へ進学しました。
そしてそこでも野球部に在籍し活躍。そして就職は損保最大手への入社と相成ったというのです。
世の中、頭のいい人はいるものです。
その課長さん曰く「こいつは夏から本格的に受験勉強してセンター9割でしょ!相当地頭(じあたま)が良いんだな・・・」
「(あなただって、学習院から東大でしょ!)」と言いたくもなりましたが・・・。
さておき、そんな経歴の人がウヨウヨいるのです。
だからって、そんな経歴すべてが人としての判断基準ではないのですが、聞いているだけで何か、楽しくなる話だと思いませんか(?)
ドラマだって、こんなに色んなタレントを揃えること出来ないわけだし。
「ただね〜、これからの仕事が彼ができるか否かは全然別問題だから・・・」とは普通の東大卒の人の弁ですが・・・。
ふりかえり、こんな話を聞くと、我が家の野球漬けの高校3年の息子ももう少したったらスパートしてくれるのかしらん(?!)と思ってしまいます。
というわけで、頭のいい人の話でした。
ではまた明日。
マスターN