岡山放送局

2008年7月2日 19時29分更新

裁判員制度で意見交換


来年から裁判員制度が始まるのを前に、さまざまな分野の人たちから制度の課題について意見を聞く会が岡山地方裁判所で開かれました。

これは、来年5月から刑事事件の裁判で、一般の市民が裁判に参加する裁判員制度が始まるのを前に岡山地方裁判所が開いたもので、経済界やマスコミの関係者のほか犯罪被害者の支援活動を行っているNPO団体のメンバーなど9人が出席しました。

会議では新しい制度への不安や、裁判所への要望などが出され、参加者の1人は、実際の裁判では、裁判員は自由に意見が言えないのではないかと述べました。
また別の参加者は、仕事を休む日を極力減らせるよう裁判員の選任の日程などを工夫してほしいと話していました。

裁判所では、制度についてより多くの人たちに理解してもらえるよう今後もこのような会合を開くことにしています。