日本人による世界遺産の「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」(イタリア)への落書きが次々と判明するなか、人気お笑いコンビ「おぎやはぎ」=写真=が歴史的な文化財であるドイツ・ベルリンの壁に落書き(サイン)していたことが2日、明らかになった。
おぎやはぎはドイツ・ベルリンの壁の一部に、≪2006・7・6 おぎやはぎ おぎひろあき やはぎけん≫と油性ペンでサインしていた。
おぎやはぎのブログ「Snap! of OGIYAHAGI」によると、2006年7月、日本テレビ系番組のロケで現地を訪れたという。
2人が所属するプロダクション「人力舎」は「2006年のことであり、経緯についての記憶は曖昧ではありますが、ベルリンの壁のThe East side Galleryはアーティストに公開されている場所でもあり、多くの市民や観光客もサインをしています。このため、当時はあまり深く考えずに名前を記しました。しかし今は、軽率な態度だったと反省しております」と事実を認めた。日本テレビ総合広報部は「現在調査中」と2日までに回答を留保している。
 ベルリンの壁に書き残されていた「おぎやはぎ」のサイン |
ベルリンの壁は、現在も多数の落書きが書き残されているが、在日ドイツ大使館の担当者は「ベルリンの壁は、市及び州の文化財保護法によって守られているもの。(落書きは)法律的に違反であり、良くないことに変わりはない」と不快感をあらわにしている。
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ZAKZAK 2008/07/02