チベット仏教のダライ・ラマ14世の特使が中国当局者と公式協議
チベット仏教の最高指導者のダライ・ラマ14世の特使が1日、中国・北京で中国当局者との公式協議を行った。3月のチベット暴動発生以来、2度目となる。
今回の協議は、1日と2日の2日間の日程で行われる。
初日の1日は、北京市内の統一戦線工作部で行われたが、1時間足らずで終了したもよう。
前回、5月の協議でチベット側は、服役囚の釈放などを求めていて、一方、中国側は北京五輪の妨害につながる活動の停止などを求めている。
来日中のチベット亡命政府の外相は都内で行われた会見で、協議について「世界からの圧力のおかげで、中国が対話の席についた」と述べた。
(07/01 21:03)