2008年7月2日 12時34分更新
今月7日から始まる北海道洞爺湖サミットを前に、密入国などの取り締まりを強化するため大牟田市の三池港で2日、外国船を対象にした立ち入り検査が行われました。
この立ち入り検査は各国の首脳が集まるサミットを前に、テロリストの入国などを水際で防ごうと、海上保安部や入国管理局、それに警察などが合同で行いました。
海上保安部の捜査員などが大牟田市の三池港に集まって、2日朝石炭を積んで入港したばかりのパナマ船籍の貨物船に乗り込みました。捜査員たちは貨物船の乗組員のパスポートを確認したほか、甲板の倉庫に入って密入国者がいないかや、拳銃などが隠されていないか調べていました。
三池港には年間、およそ300隻の外国船が入港するということで、三池海上保安部は「サミットに向けて取り締まりをさらに強化していく」と話しています。