【パリ2日共同】フランス政府は1日までに、サルコジ大統領夫人のカーラ・ブルーニさんが7日からの主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に同行しないことを日本政府に伝えた。パリの日本大使館が明らかにした。同行しない理由は不明。
昨年10月にセシリアさんと離婚したサルコジ氏は今年2月に歌手でモデルのカーラさんと再婚した。それ以来、カーラさんは南アフリカや英国などサルコジ氏の外遊先に同行。美ぼうと優雅な物腰が各国で評判になっていただけに、日本側には落胆が広がりそうだ。
サルコジ氏にとって今回は再婚後、初のサミット。カーラさんは華やかな多国間外交の場に「デビュー」する見通しだった。
サルコジ氏が低支持率にあえいでいるのとは対照的に、最新の世論調査ではカーラさんがファーストレディーとしての役割をよく果たしているとの回答が51%に達し、否定的な回答の22%を大きく上回っている。