■ 苫小牧市の急病センター、機能強化し建て替えへ
【2008年7月2日(水)朝刊】


 苫小牧市の夜間・休日急病センターが医師増員など機能を強化し、新センターとして隣接地に新築される。来春のオープンを予定している。

 同センターは昭和53年、苫小牧保健センター(沖一郎理事長)に併設される形で開設された。現在、急病軽症患者を受け入れており、年間約1万人の利用がある。

 近年は、10年前と比較して1・6―1・9倍の急患を受け入れる市立病院や王子総合病院の負担が増大、センター自体も狭あい、老朽化が進んでいた。

 苫小牧保健センターが建設する新センターは、鉄筋コンクリート造り平屋、延べ床面積550平方メートル。現センター北側に隣接する旧保健所跡地に建設する。総工費は約1億5000万円。

 診療科目は内科、小児科。平日(午後7時―翌午前7時)の診療スタッフは、医師が現行の1人から2人(1人は午後10時まで)、看護師は2人から4人(2人は同)に増員。これまで午後10時まで不在だった放射線技師、薬剤師も配置する。さらにX線撮影装置などの一部医療機器も充実させる。

 今秋に着工、来年1月ごろに完成、来年4月のオープンを予定している。
(高橋昭博)




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