【ワシントン=米山雄介】米エネルギー省が30日発表した全米平均のガソリン小売価格(レギュラー)は1ガロン4.095ドル(1リットル約115円)となり、前週比で0.4%上昇した。2週ぶりの値上がりで、過去最高値を更新した。米ガソリンは1ガロン4ドル台が定着。マイカーから公共交通への通勤手段の切り替えなど、社会生活への影響が広がっている。
地域別では中西部、ロッキー山脈周辺での値上がりが目立った。西海岸のカリフォルニア州ではやや下落したが、依然として1ガロン4.5ドル台の高値が続いている。
トラックなどディーゼル車用の軽油の平均小売価格は1ガロン4.645ドル(1リットル約130円)と、前週比0.1%下落。最高値圏で値上がりがやや一服している。
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