歌舞伎町の44人死亡火災、きょう判決
7年前に44人が死亡した東京・歌舞伎町のビル火災を巡り、業務上過失致死傷の罪に問われたビルの実質的オーナーらの裁判がきょう判決を迎えます。 この裁判は、7年前、新宿・歌舞伎町の雑居ビルでテナントの飲食店の客ら44人が死亡した火災をめぐり、ビルを所有する会社の実質的経営者、瀬川重雄被告(66)ら6人が業務上過失致死傷の罪に問われたものです。 検察側は、瀬川被告らにビルの所有者として防火管理義務があったとして禁固4年などを求刑、一方、瀬川被告は「火災は放火の可能性が高く、予想できなかった」などと起訴事実を否認していました。判決は、午前10時から東京地裁で言い渡される予定です。 この火災を巡る民事訴訟では、瀬川被告らが33人の遺族に総額およそ8億6800万円を支払うことで和解しています。(02日00:49)
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