固定電話から発信した通話時間が、06年度に初めて電話全体の通話時間の5割を下回ったことが、総務省のまとめでわかった。固定電話の契約数が減少しているのに加え、携帯電話やIP電話が普及していることが原因だ。
06年度の固定発の通話時間は、前年度比9.1%減の20億6100万時間。全体に占める割合は05年度より4.4ポイント低い47.6%だった。
一方、携帯電話発の通話時間は前年度より4.3%多い18億1600万時間で、通話時間全体の42%、IP電話発が同41%増の2億9700万時間で、全体の6.9%だった。