ミラクルズ日記

今日の昼の公演で東京公演が終った。

千秋楽は気持ちは感慨深いけど、
いつもの感じでやらなければいけないし
平常心で、感傷に浸る間もなく突っ走った。

いつも汗だくで終わるこのステージ。
始まってから終わりまで怒涛のごとくである。
夢中でやってたら終わってた。

満席のお客様はたくさん笑ってくれた。

カーテンコールは３回頂いて、
最後に主宰の近藤さんが「これから全国１１か所に旅公演に参ります。
公演する土地に親類縁者様がいらっしゃったら是非この舞台を紹介してくださいませ。」
と挨拶してくださった。

改めてお客さんのお顔を舞台からゆっくり拝見した瞬間だった。
皆様やさしい笑顔でいてくれて
「ああ、この芝居をやってよかったな」と再確認しました。

これから地方に行ってどのように受け入れていただくか分からない不安もありますが
精一杯誠意をもって汗かいて頑張りたいと思います。

そして僕らは１２公演を務めた楽屋を片づけて荷物をまとめて
鞄を抱えて打ち上げ場所に車で移動した。

打ち上げ場所…そこは。

南野さんのお家ー！！！！
もちろん役者７人と作演出の福原さんの計８人での打ち上げですけど
南野さんの素敵なお家にお招きいただいて楽しく飲み食いして。
シャンパンを開けてピザを取ってお寿司をいただいた。
その他手料理なんかも出て来て幸せー。

ゲームをして、話にも花が咲きました。
ああ、時間を忘れて楽しめる仲間って素敵ですね。

ビルの高い所にあるお部屋なので眺めも良くて気分はセレブ。
夜までおしゃべりして、また３日後からの旅公演に向けて気持ちを誓い合い別れた。
ずっと一緒にいた仲間なので３日会わないだけでも寂しいよねーなんて言いながら。
全国の皆さん３日充電してからいよいよあなたの土地に伺いますよー、
楽しみに待っててくださいね！！

写真

疲れてイスに座ったままうたたねしてしまう近藤さん。他。

明日で東京ファイナルじゃない！！

そんな感じで感慨深さを感じる暇もなく今日は昼・夜の二回まわし。
昼の回はミスが多いという低説があるらしいので慎重にやりました。
昼と夜の間の時間では近藤さんからのお心遣いで
おいしいお弁当と豚汁を差し入れていただきました。
うまーい！

皆さんは少し横になって休憩している人もいましたが
前田健はダメ出し（反省会みたいなものです）をして食事を取ったら
すぐまた夜の回のメイクをし始めなければいけませんでした。（笑）
ちゃんとやろうとすると一時間半かかるんですね。（笑）
休憩の時間中に「旅の手帳」というのが渡され、
旅公演に関する乗り物や会場や泊る所の日程や時間行程を書いたものを確認しながら
少しオリエンテーションした。（懐かしい言葉）

なんだか修学旅行生みたいな気持になったが、
それぞれの県での会場が違うのでキャパも違うし、
舞台の広さや袖や楽屋からの導線も違うので
しっかりリハしてちゃんとした舞台を務めたい。

どこかの地方の夜「カラオケ大会」をやろうと盛り上がっている。
喉のことを考えて一人一曲。
題して「一曲入魂カラオケ大会」
テーマは「泣ける曲限定。」
みんな今から選曲を練っているはずです。
楽しみだなー。報告はいつかここでしますね。


夜の回は満席。
近藤さんの声がかなり枯れてきつそうでしたが、見事乗りきりました。
近藤さん、すごいっす。

この舞台は後半に向けて笑いの量や勢いが付いてくるようになっている。
舞台の最後の方ではお客さんも盛り上がってくださいました。
たくさんの拍手をありがとうございます。
カーテンコールは３回も頂きました。うれしい。

さぁ！いよいよ明日は東京ファイナル。
終わったら役者打ち上げをとっても特別な場所でやります！
それも今から楽しみ。
とりあえず、明日は余力を残さず燃え尽きます！！！

今日は夜の回のみ

この♪♪ダンダンブエノは業界視聴率というか
役者さん達がたくさん観に来る劇団だなーと思いました。
芝居が終わるたびにいろんな演劇関係＆俳優さんたちが楽屋にやってくる。
まぁ、皆さん僕以外の役者さんたちの知り合いなので、
僕は結構一人で楽屋でメイク落としてるんですけどね。（笑）
たまに楽屋で「今日は誰が観に来てるって言う設定でやろうか？」とかしゃべって楽しんでます。
僕は今日は黒柳徹子さんが永六輔さんと観に来てるって言う設定でやってました。（笑）

明日は大竹しのぶさんと渡辺えりこさんが来てるって言う設定で頑張ります。
あ、夜の回もあるから夜の回は桃井かおりさんが照明卓からたばこをふかしながら観ている
って言う設定でやります。

1ステージやるごとにすごい汗をかくんですけど
終わった後たくさん食べるのでなかなか痩せません。
他の方、峯村さんと光石さんはかなり痩せたみたいです。うらやましい。

お客さんからのアンケートで「まえけんさん、でかいですね。」って書いてあって
また違う日にアンケートみたら「まえけんさん、でかいですね。」って書いてあって
「あ、このアンケート読んだや」って思ったら違う人の意見でした。
言われ過ぎ。
でかいよ、たしかに、顔も体も。

近藤さんはいまだに喉の枯れと闘っている。
お客さんはさほど気にならなくなっているけど本人は本調子じゃないから不満かな。
しゃがれた声も素敵ですけどね。

さぁ、あと3ステージ。
東京公演終わったらとりあえず役者打ち上げするぞー！！
それが済んだら3日間開けてすぐ地方公演だー。

昼と夜２ステージは結構体に来る。（笑）
お客さんには「全然疲れも見えない」と言っていただいたが、
終わった後、帰宅してから疲れが団体で押し寄せる。

でも一晩眠ればスッキリ。
ステージの体力ってスポーツやなんかとは少し違う。

しかし役者陣はどんどん仲良くなっていく。
一緒に汗を流し、悩んできたというのは一番仲良くなる方法かもね。

廊下に並んでいる差し入れを食べたり。
（もう、和菓子屋さん、洋菓子屋さんが開けるほどの差し入れをいろんな方から頂いている。
本当にありがとうございます。）

ダンダンブエノの名のごとくどんどん舞台が良くなってきている。
初回のステージしか見てない方には申し訳ないけど、ステージってそういうものです。
ですから良かったら今後のステージも見に来て下さい。
数段良くなってますから。

この舞台終わる時、泣いちゃいそうだよ。
と、峯村さんと言っている。

主宰として引っ張っていこうという近藤さんの心意気。
それを支える山西さんと酒井さんの芝居に対する愛情。
光石さんのポジティブな姿勢。
峯村さんの真摯な生き方。
南野さんの芸能の世界で生きる人としてのスピリット。
脚本・演出の福原さんの情熱。

見習うものばかりの中でやらせていただいて本当に幸せに思います。
このお芝居をやっている間はさみしくないな、と思えました。
楽屋で酒井さんと「・・・・恋がしたいね。」とつぶやいたこの日でした。

今日は昼の回だけ。
朝からディスカッション。
いつも前日の反省を次の日にする。
よりよくなるためにアドバイスをいただく。

だから初日から日にちを増すごとに良くなっていくべき。
改良されて、より見やすく、理解し易く、だから同じステージはない。

お客さんの反応も違う。
今日は２２日ということで、次の日が南野さんの誕生日だからか、南野さんのファンの方が多くいらっしゃったような気がする。

そう、朝はいつも改良箇所の小返しをして、そしてダンスナンバーを一通り踊る。
体操代りかな。
その曲が全部かかり終わったときにスタッフが「HAPPY　BIRTHDAY」の曲をかけて舞台の上でケーキとプレゼントをYOKO・MINAMINOに渡した。

すげー、誕生日のプレゼントを受け取る時もスポットライトを浴びてるなんて、さすがスター。
YOKO・MINAMINO！
その模様は残念ながら写真に撮れなかったので南野さんの美しい笑顔を精一杯の想像力を働かせて思い描いていただきたい。
そしてそれに３をかけた美しさが南野さんです。
南野さん、本当におめでとうございます。
誕生日は正しくは次の日、２３日の休演日です。


この日は昼の回のみで雨も降っていたのに満員御礼。

各キャストさんもキャリアの長い人なので見に来て下さる方の中には芸能の方も多いので緊張するね。
舞台的にはどれも全力投球ですが、終わった後の楽屋や楽屋そばの廊下の歩き方ね。
裸同然でうろうろしちゃいけないね。
そう思ってバスローブを家から持ってきて着たらいきなり大御所風を吹かせているみたいに。（笑）
メイクを落とした僕はただのおっさんなので気づかない人もいるかな。（笑）

有名な、あんな人やこんな人も客席で一緒に笑えるダンダンブエノ。
楽しいのでみなさんも是非。

そして早く終わったので少数で居酒屋さんに行った。
近藤さん、峯村さん、酒井さん、まえけん、見に来て下さったお客さま。（半分関係
者）
スタッフの方。
いろいろ話に花が咲いてすげー長い間、6時間くらいそこにいた。
楽しかった。

いよいよ幕が開けました。

青山円形劇場！！
昼の１時から業界の人や取材陣にむけての「ゲネプロ」と呼ばれる
本番と同じように上演する公開リハーサルみたいなものをやりました。
初めて初見のお客さんの前でやる芝居だったにしても、
取材カメラや業界関係者なので特に反応も薄いので、
本当のお客さんの前でやる時の参考にはほとんどならず、
ただランスルーのつもりでやりました。

その後同じ建物の違う部屋で囲み取材。
雑誌やテレビ局にカメラやマイクに向かって笑顔で応対。
相変わらず芸能レポーターはネタを探していろんな質問をするが
若い役者がいないカンパニーなので
いまいち浮いた噂というか取材陣が喜びそうな話題を提供するでもなく（笑）
「皆様、見に来て下さーい！」とカメラに手を振り終了。

そして初回公演。
お客さんは満席。

キャストは気合を入れなおし、全員集まり、楽屋で手を重ね、
近藤さんの言葉
「いろいろありましたが今日、初日のステージを迎えます。
今まで稽古してやれるだけのことはやってきましたので、
どんなにセリフを間違えても
テンションだけは落とさずに参りましょう！」
と掛け声をかけていざ、本番。

稽古の時よりもずっといいテンションで
いいステージができてお客さんも喜んでくれたと思います。
さすが皆さんプロの集中力。

ステージの明かりでまるでピーカンの晴天の下にいる時の気持ちになるときがあります。
今日も僕はその晴れ渡った気持ちを感じる事が出来ました。
カーテンコールはなんとダブルをやりました。

笑顔で礼をする瞬間の喜びの為に一か月稽古してきてるんだなーって思いました。

本番終って青山円形劇場のロビーにて初日打ち上げ（ロビー乾杯とも言う）
皆さん心地よい疲労感を感じながらビールやジュースを飲みました。
プハーッっと言ったのはきっと峯村さんかな。（笑）

これから青山では全12公演。（今日一回やったからあと11公演）
全国11か所を回ります。
一番うれしいことはお客さんが喜んでくれること。
二番目にうれしいのはいいキャストいいスタッフと一緒に仕事ができること。
今回のメンバーはみんな謙虚で優しくて、人の苦労をわかる人たちです。

そんな人たちが作る「ハイ！ミラクルズ！」引き続き、応援してください。

ご覧になった皆さんもぜひ、感想などを聞かせてください。
（まだこれからご覧いただくお客さんの為にネタばれ注意でおねがいします。）

今日は稽古場での稽古は最後の日。

早いものであっと言う間に一か月が過ぎた。

初めてこの稽古場で顔合わせをした日から僕らはひと月この稽古場に通って
汗を流し、悩み、笑った。

自分の未熟さにイライラしたり、役の気持ちが少し見えてきて喜んだり。

近藤さんはプロデューサーという立場での葛藤もあったと思う。

福原さんはやりなれない役者との対話で気を使ったかもしれない。

南野さんは珍しいコメディーでの戸惑いもあったかもしれない。

光石さんは舞台そのものも久しぶりだし、ダンスも初体験で大変だったと思う。

峯村さんはドラマもやりながらだったのできつかったっかもしれない。

山西さんは。。。独身最後の夏になるらしい。

酒井さんは・・・前の舞台が終わってそのまま休む間もなくブエノに参加したので大変だったはずだ。


みんなそれぞれ大変だったと思うけど、愚痴も言わず舞台作りに力を合わせた。

いよいよそれが青山に移動する。

幕を開けるために。


思い出もたくさんできた。

内輪受けのネタもたくさんできた。

絆も深まった。

話し合った数だけドラマや映画の共演者より心を摩擦したかもしれないな。


やるだけのことはやった。
あとは役者の舞台上での集中力と舞台の魔法。
そう、舞台の魔法の力を得るだけだ。

ひとりひとりの光は弱くてもそれぞれの輝きを束ねて楽しめれば
お客さんは喜んでくれるはずだ。

きっとまぶしい舞台になる。

舞台に出る直前まで役者は悩み、苦しむ。
でもそれらの感情は全部舞台袖に置いて舞台に出ていく。

舞台に出るまで自分は最低だと思う。
だけど舞台に立っている時は自分を最高だと思う。

仮で作っていた舞台装置の取り払われた床だけの稽古場ですべての稽古を終え
稽古場のポスターをはがし、外に出ると初夏の夜の涼しい風が吹いていた。

稽古が最後なので演者だけで軽く飲み会をした。
それぞれの思いを話し、笑いあって本番に向けての士気を高めた。

明後日から劇場入りして直前リハーサルになる。
ですからこの「まえけんの稽古場日記」も今日で終わり。
今まで読んで下さってありがとうございました。

と、言いたいところですが、本番始ってもこのブログは書いていきまーす！！！！！
だって全国１１か所も回るんですもん。
面白い話が生まれないわけないですよ。

ですから名前は「稽古場日記」のままですが、
本番に入ってからは「楽屋日記」として読んでくださいませ。

皆さん本当に「ハイ！ミラクルズ！」をお楽しみに！

お誘い合わせの上、劇場に足を運んでください。

前田　健

今日も問題点を話し合い、確認しあった。

ぶっちゃけ上演時間が長いのでちょうどいい（予定していた）長さにする工夫が必要なんですね。
気持ちとしては3時間でも4時間でも演じていたんですけどね。
やる方も見る方も体力的な問題がありますしね。（笑）

それぞれ自分の課題を胸に刻み
一つの目標に向かっていく。
演者としてのプライド。
役を魅力的に全うして、いい芝居を作ること。
そしてお客さんに喜んで帰っていただくこと。

今日も通し稽古。
何度かやると体が慣れて来て、始めてやった時よりも楽に、
無駄な力を使わずにペース配分してやれるようになってきた。
といってもみんな汗だくですけどね。（笑）

正直、僕、前田健は前の日に37歳になったばかりですが、他の皆様は40代。
先輩方の体力とパワーを見ていると、「自分がこの方たちの年になったとき、これだけエネルギッシュでいられるだろうか？」と
不安になった。
リスペクト・フォー・４０代

なぜか休憩中の食事にご飯を食べずにお蕎麦や野菜を取る人が多い。
炭水化物の量を気にして調節なさっているのかな。
光石さんは栄養補助剤みたいな物をお水のペットボトルに溶かして飲んでいる。
近藤さんはご自分が好きな銘柄のお水をでかいペットボトルで持っていて、常にお水を飲む。
あ、常温ね。
酒井さんはご自分でキノコと鳥のささみを料理されたものをタッパーに入れて来て食べている。
（ニコニコしながら。）
南野さんもアミノ酸のゼリーとかチュウチュウしている。

そんな中、揚げ物の乗っかったコンビニ弁当を噛まずに頬張る前田健。

今日は通しの稽古が終わった後、劇中で歌う歌のコーラス部分の歌をレコーディングするために稽古場から少し車で行ったスタジオに移動。
みんなで順番に歌入れをした。
ほぼ皆さん一発ok.さすがだね。
前田と酒井さんが一緒にレコーディングブースに入ったんだけど
外からガラス越しに写真を光石さんが僕のカメラで撮ってくれた。
するとガラスに映っていた電気の光が楕円形に写り込み、酒井さんの頭に河童の皿のように映ってしまった。
たまたま酒井さんもグリーンのＴシャツを着ていたのでみんなで「みてみて、まえけんの隣りに河童がいる！」と言って
笑ってしまいました。
酒井さんも「この、写真、ブログに載せなよ」と言ってくれたから大人ですね。
そんな酒井さんも喉が枯れかけているところを押して歌ってくださって、ほぼ一発OK
、素晴らしい。

楽しいレコーディングでした。

書くのが遅れたから過去形で書きますけど
暑い、通し稽古が行われた。
役者の思いが役の思いを通して、声になり動きになり、汗になっていく。
舞台の上で行われることは人間が演じている嘘だけど、その中に真実が光る。
その光をお客さんは見て、何かを感じる。

みんな真心で役に向かい、ストーリーに向かっていく。

一ヶ月、一つの話の一つの役のことばかり考えて暮らすのって
この仕事でしかやらないことですよね。

でも僕個人としてはあと一味足りない。
ほとんど料理は出来上がり、だけど、隠し味なのかスパイスなのかエッセンスなのかわからないけど
あと一味で決まる。

場面場面はできてるけど、全体を通して匂いのように伝わるもの。
一曲の歌のような「世界観」みたいなもの。
絶対もうすぐ見つけられるはず。

その歌をみんなで歌いたい。
皆さんに届くように大きな声で。

だんだん本番が近付いているし、ネタばれしないように具体的な内容に触れずこのブログを書いていこうとするとこういうふうに抽象的なことを言い出す前田。

この日14日はそんな私、前田健の誕生日でした。
皆様から素敵なプレゼントとケーキをいただいたけれど、それらを受け取ったとき、
私まえけんは通し稽古のためフル装備で衣装を身につけているのでその写真をここに載せることができません。
残念。

でも皆さんに祝っていただいて大変幸せ者の前田健でした。

風も気持ち良くて贅沢な天気。

我々は笑顔であいさつを交わし、
各々ストレッチをしたり、稽古前に軽く腹ごしらえをしたりする。
窓一面に明かりが当たって、外のいい天気を感じながら
ダンスナンバーの踊りの稽古から始まる。

踊っている姿にもダンダン笑顔が見えるようになり、
楽しんで踊れてるようになってきたかな。
ダンブエ制作スタッフによると、
「これまでのダンブエの踊りはコンテンポラリーが主で、
いわゆる振り付けっぽいのはやってきてないので、
ターンするとか、ポーズをビシっと決めるみたいなダンスはしてきていないので心配してたんですけど、
リハーサルを見ていて、だんだんできて来て、あっ、できるじゃん！って思いました。笑」
と言う事でした。
皆さん頑張っています。

お芝居の方も佳境に入ってきて、
だんだん（なんかダンダンブエノだからやたらと僕、だんだんって言葉を使っちゃう）
役が自分に馴染んできて役同士の関係性も出来上がってきたように感じます。
これからガンガン通し稽古をやって場面と場面の転換をスムーズに、
意味的にも自然に仕上げていくんだと思います。

酒井敏也さんが前日の叫ぶ芝居のところで頑張ってしまって喉を枯らした。
稽古の前半は頑張って声を出していたけど、
後半、普通に喋る声もガラガラになってきたのであわてて
しゃべらないようにして、私語も封印、
シロップをなめたり、ノートに筆談したりしていた。
かわいそう、酒井さん。
僕も少し枯らしましたが、まだ大丈夫みたいです。

近藤さんもお芝居全体をできるだけ客観的に観て、
お客様が自然な流れで、理解し、楽しんでもらえるか、熟考されています。
ベストな状態でいいものを見せたいという意識が高くていらっしゃるんでしょうね。
改めて芝居作りの大変さも痛感しながら、日々勉強し、やっています。

お客さんの足音が聞こえてきます。
稽古場での稽古、ラストスパートに入ります。