英文毎日のトンデモ記事ー2つの問題
6月30日(月)
早朝の石神井公園で2時間、大泉学園で30分の訴えをしてから澤田篤さんのスタジオで写真撮影。日焼けで顔がパサパサ。それを抑えるのに時間がかかる。さらに池袋駅東口で1時間、新宿駅近くで30分。池袋では話を聞いてくれた33歳のフリーター青年と立ち話。派遣に契約しているが長期の仕事はなく、たいてい1日だけの作業だという。やはり小泉政権で改悪された労働者派遣法を改めることは喫緊の課題だ。桂花ラーメンでの遅い昼食は「太肉麺」。小林クリニックで「ニンニク注射」。新橋に出てサウナアスティルで急いで汗を流す。銀座まで歩いてバー「ル・ヴェール」。毎日新聞夕刊編集部の小松やしほ記者から「カレセン」をテーマに取材を受ける。この話題での取材は4度目。まずは「週刊ポスト」、さらに関西テレビ、読売テレビ、そして今回だ。このメディアを見ても「面白がり度」には傾向があるのかも。掲載は7月3日の夕刊。「ル・ヴェール」のカウンターにいる姿が写真では使われる。小松さんと神保町の「萱」。そこに毎日新聞の小川一社会部長とNさんがたまたまやってきたので、4人でワイワイ。英文毎日新聞の問題などを聞く。問題となった記者の記事が、2900本書いたなかの10本ぐらいだったにしても言い訳は通用しない。チェックできなかった体制にこそ問題がある。しかしここぞとばかりに毎日新聞を攻撃し、「硫化水素」での犯行を宣言する者まで現れている。匿名で実力行使をそそのかす「銃眼から敵を撃つ」卑怯者には適切な対応が必要だ。「10代や20代でしょ」と聞けば「いいえ、どうも30代、40代のようですよ」とのこと。帰るつもりでいたら小松さんから毎日新聞の横に出ている屋台に行こうと誘われる。小川さんからも「ぜひ」と言われたので、たまにはいいかと竹橋。本当にあった。深夜通用門を開けるとそこに屋台が出ていて、ビールケースに腰掛けて飲んでいる。小松さんが運動部の野村隆宏編集委員、石井朗生記者を呼びだして深夜まで北京オリンピック談義。
面白い情報をありがとうございます。
>2900本書いたなかの10本ぐらいだったにしても
もしかするとこれは、毎日新聞社が公式に、あるいは第三者検討委員会なるものに今後明らかにしようとしている数字なのかもしれません。日本語訳として委員に見せるのは”厳選した10本だけ”とか。
他の方も書いていますが、wikiを見る限り、ここ半年~1年程度の記事ですら、トンデモ記事は10本程度では済まないと思います。(もちろん私の価値判断ではという注釈はつきますが。)古い記事の検証は毎日のサイトからも削除されているため、ハッキリとはしませんが、「mainichi」「waiwai」などで検索すると無数に出てくるようです。そのほとんどが「日本女性はレイプを喜んで受け入れる」といった類のものだそうです。引用元を明記していないサイトとなると把握は困難でしょう。そうした話が世界中に、”真実の情報”として拡散されているかと思うと、背筋が凍る思いです。
話に出てくる毎日新聞の方は、有田さんにとって信頼に足るニュースソースでしょうが、今回はぜひ、その話の裏を取るために全文を入手して検証するといったジャーナリストとしての活動を期待します。
なお、連載については5年間だったと言う話が多いようですが、現在の形になる以前から似たコラムがあり、合わせて9年間だったという説もあります。記事総数に関しても3200以上という話があることを申し添えておきます。
投稿 期待しています | 2008/07/01 17:31
毎日新聞の件ですが、これは社長以下が土下座し、毎日新聞は廃業してもおかしくないレベルの事件だと思っています。
それくらい日本のイメージは傷つけられ、日本の発言力は弱くなった。
そればかりか、日本人への外国人による性犯罪の危険が高まったと思います。
毎日側としては、そのことがわかっているので記者会見などを頑なに拒み、
「たいしたことがないのに2ちゃんねるの無知蒙昧な輩が騒いでいる」というポーズをとり続けるしかないのではないでしょうか。
毎日に怒っているのは、一般の国民であって、一部の過激なはねっ返りなどではないのは、2ちゃんねるを読んでもらえばわかることと思います。
この事件がちゃんと周知されさえすれば、怒らない日本人はいないでしょう。
2ちゃんねるをちらちらと私が見た限りでは、毎日女性社員個人への名指しでの誹謗中傷や(毎日がそのことで2ちゃんねるを訴えると言っている)、「硫化水素」での犯行を宣言などは、まったく見つかりませんでした。
まったく、よくも被害者面できるものと思います。
毎日は、オーストラリア人記者の記事をチェックできなかったのではなく、故意に見過ごしたのだと思います。
その理由が単純にアクセス数を稼ぎたかったのか、東アジアが「慰安婦」や「南京」問題で日本のイメージを攻撃していることへの援護か知りませんが、
日ごろから「日本を軽んじることをなんとも思わない体質」が原因になっているのは間違いないと思います。
いや、毎日のDNAは日本ではないのでは?とすら思える日ごろの主張と今回の事件は同じベクトルを向いています。
9年にもわたってやっていたことで、苦情が海外に住んでいる日本人から来てなかったはずがないと考えます。それでも、続けていた。
今も英語版で、記事が削除されたことに対する説明は、まったく反省の色がありません。
他の新聞社、テレビ局が黙っているのは、今回の問題をきっかけに「捏造報道」をしたメディアにペナルティが与えられる法律などができた場合を心配しているのではないかと考えます。
わたしは、報道機関が何を書いても責任をほとんど取らない現在の状態を正すためにも、今回の件の周知が大切だと思います。
2ちゃんねるの人の熱の入れようも、目的は同じだと思っております。
稚拙な文章で申し訳ありません。
投稿 久保 | 2008/07/01 16:47
あまり過激に意見すると承認されないと思いますので、柔らかめに書きます。
有田さんは優秀なジャーナリストだと思いますが、本文を読んで結局は報道機関に近いんだなと思いました。
大手マスコミは情報操作や世論操作可能な巨大権力であり権威なんです。
その大手マスコミが今回のような問題を長年配信していた事は、食品の消費期限や産地を偽装する行為などと比べてもはるかに重大で悪質だと思います。
そしてこの重大な事件に他の大手マスコミがほとんど触れようとしない事は更に問題です。
日本の報道機関は死んでしまっているのでしょうか?
今回の件はごく一部が五月蝿く言っているだけではなく、知った人はほとんど怒りの感情を覚えています。
雪印や不二家や船場吉兆を追い詰めたマスコミ報道とは一体なんなんでしょうか?
たちえ毎日新聞記者が友人でも、どうか有田さんには、ジャーナリストとして真正面からこの問題と向き合って頂きたいです。
投稿 ただの一視聴者 | 2008/07/01 15:18
おまえの肩書は何だ?
自らジャーナリストと名乗っておいて、
調べもせずに今回の毎日のことを書いたのか?
あなたは日本人じゃないですね。
日本人なら怒って当然の問題ですから。
「卑怯者には適切な対応が必要だ。」
いったい何をしてくれるんですか?笑
あなたには失望させられました。
本当にありがとうございました。
投稿 ループ | 2008/07/01 14:59
私はいわゆる2ちゃんねらーですが、今回の毎日新聞問題に関しては憤りを通り越して、日本人として耐えがたい屈辱を感じます。
日本を代表する(と世間一般で思われている)新聞社が全世界にあのような低俗な記事を9年間に渡って配信し続けた、という事は2ちゃんねらーでなくとも、普通の日本人であれば怒りを覚えるはずです。
マスコミは2ちゃんねらーを悪意の集団のように考えていますが、私には正常な日本人の総意のように思えます。
毎日新聞お得意の「サイレントマジョリティー」を考慮したとしても、今回の件は明らかに毎日新聞に非があります。ならば、事の真相を明らかにし、多くの日本人に毎日新聞が行ってきた事を正確に報告し、日本国民全体で考える事こそ正しいマスコミおよびマスメディアに携わる方の姿勢ではないのでしょうか?
投稿 通常の名無しさんの3倍 | 2008/07/01 14:55
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/33.html
まとめを見てください。10本どころの騒ぎじゃ有りません。これ以外にも確認できてないのはいくらでもあります。毎日の職員はその程度の認識なのですか。呆れました。
投稿 ちょっと待って下さい | 2008/07/01 14:54
匿名をいいことに犯罪予告をするような卑劣な輩には相応の対応をしていただくとしましょう。
しかし、口に出すのも憚られるような記事を何年にもわたって、しかも毎日新聞の看板のもと英語で世界に垂れ流しながら、関係者をあの程度の処分で済ませようとする毎日新聞の姿勢に憤っているのは、マスコミの方々が連想する種の2ちゃんねらーばかりではないようです。
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome?cmd=uploadact=openpageid=59file=bira8.jpg
上のビラは2ちゃんねる既婚女性板の有志が作成・配布しているものの1枚です。医師板では毎日.jpのスポンサーであった製薬会社の製品に関し不買の機運が高まっています。毎日新聞があまり天下泰平な態度を取り続けると、西山事件の再来にならないとも思えません。
投稿 服部 | 2008/07/01 14:53
>チェックできなかった体制にこそ問題がある。
この言葉は有田さんの言なのか、毎日新聞の記者の言なのかヨクワカリマセンが、「チェック体制」ということでは、読者から指摘を少なくとも1ヶ月以上無視、放置し続けたことの説明がつきません。
http://mg24live.net/up-l/s/img1214857948166.jpg
↑
大体、こんなのが掲載されてて上司はともかく、同僚が全く気づかないっておかしくないですか?
メタタグの件も合わせて一人の記者による問題とは思えません。
ページビューで言えばwaiwai
Mainichi Dairy News全体の15%程度を占めていたそうで、一見反省とも受け取れる、”2900本のうちの10本としても”云々も逆に問題の矮小化でしかありません。
>「硫化水素」での犯行を宣言する者まで現れている。
2ちゃんのスレ等いろいろ見てますけど、そんなの見たこと無いですが。
それこそ、”10万近いレスのなかの1つ”なんじゃないですか?
”2つの問題”などと、毎日新聞の所業と比較する方がオカシイと思いますが。
投稿 ”無責任”な匿名者 | 2008/07/01 13:19
◆週刊ダイヤモンドの「W0rld Voice」の記事より
”雇用環境も福祉も欧米以下! 日本は「世界で一番冷たい」格差社会・・・米国の著名社会政治学者が大警鐘”
この比較政治社会論は、何故日本国内からこういう発言が左派政党から、労働組合の側から実践的に出てこないのか、
それが本質的な”日本の危機”だと思っています。
このマルガリータ・ハーバード大学教授が言っています。
”日本の格差問題はアメリカ型の市場原理導入のせい”との批判は誤解・・「市場原理に従わない民間非営利セクターが大きな力を持ち、福祉機能すなわち社会を維持する役割を担っている」と。
まして、「生活保護の受給条件は実は日本のほうが厳しい。アメリカでは個人に受給資格があれば良い」し、「日本の役所は生活保護の申請書をくれなかったりするが、他に助けてくれる所がないから行政に行ってるのになかなか助けてくれない」と。
「正規・非正規社員の賃金格差の問題にしても、同じ仕事をしながら賃金に大きな差が出るということはアメリカではあり得ない。もしあれば明らかに組織的な差別であり、企業は訴訟を起されて何十億円もの莫大な賠償金を強いられるだろう」と。
とどのつまり、「本来は労働組合が何とかすべき問題だが、企業内組合なのでアウトサイダーのために本気で闘おうとはしない。」
小生には、ここに戦後日本左翼の”反資本主義を掲げて弱者の側に立つ”と高言しながら自らは安定の暮らしに保身するという欺瞞、が問われていると思います。
その象徴が”自・社55年体制”であり、共産党の影響力強い公務員組合、左派官公労(大企業労組含む)が主導権を握ってきて今に続く、この国の絶望だと思います。
ちなみに、大きな話題になった「北九州”餓死”生活保護事件」をはじめ、北海道・滝川市や埼玉・深谷市等の不正受給事件、その他愛知等ほとんど全てその行政当局下の職員(労働)組合は、自治労連系であるということ。
それと「福祉行政に携わる自治体労働者としてのHPサイトでの自己批判声明は北九州市労組のみですが、その他当事者HPでは「憲法9条」には声高ですが、自らの不祥事に対する記事がほとんど見られないのが現実、いやはや。
投稿 中野 | 2008/07/01 13:07
はじめまして。
ザ・ワイドの頃から有田さんを応援してまいりました。
毎日新聞の方との親しいお付き合いがおありのようですが、まずは、一ジャーナリストとして、URLのまとめページをご覧くださいませ。
私自身は、特に抗議活動などはして居りませんが、毎日新聞に対しては憤りを覚えております。
読んだ上で、個人的なお付き合いを優先されるのであれば、何も申し上げる事はございません。
自浄作用のないマスコミに対する失望が深くなるだけの事ですから。
投稿 零と申します | 2008/07/01 12:38