懐かし TV SHOWCASE |
カレン (Karen'64-'65)
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原題”KAREN”は、米NBCで1964年10月から1965年8月まで
放映されました。日本では’65年1月にフジ系で始まりキュートな
カレン役デビー・ワトソンが大変人気を呼んだようです。 |
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この「カレン」の紹介ページ・リクエストと共に今回
nakamura様から、このような素敵な画像と資料をたくさんお寄せ頂きました。(ありがとうございました。美しい画質が美しくない画質に化けてしまい申し訳ありません・・・。) |
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「カレン」主題歌レコード解説より
カレン(Karen)この言葉は、この新しいホームコメディのシリーズに登場する一家スコット家の長女の名前であり、このシリーズは彼女がヒロインとなって大活躍する新しい魅力をもつホームドラマです。
カレンは(ビーバーちゃん)を製作して7年間アメリカ家庭を笑わせ楽しませた著名なコンビ、プロデューサーでもあるボブ・モシヤーとジョー・コネリーのチームが(絶対当ててみせる)シリーズとして製作したもので、今年10月からのアメリカNBCネットワークで日本と同じ月曜日の夜、早くも爆発的な人気を巻き起こしています。
手早く言えばこのシリーズは(ビーバーちゃん)の少女版ともいうべきものでビーバーちゃんがその可愛いフェイスと茶目っ気たっぷりな性格で日本の視聴者にアピールしたと同様、このシリーズは大半の魅力が主役である16才の少女カレン・スコットの魅力にかかっているといっても過言ではありません。
そしてその狙いは、このカレン役に今年最大の新人候補デビー.ワトソンを得ることによって物の見事に成功しています。
彼女のチャーミングで実に愛らしい容姿と素晴らしい表情の豊かさは日本の10代のファンは勿論、大人達の泣き所を完全に押さえるに足りるものがありアメリカの著名な流行雑誌(ティーン)の今年9月号でも大々的に彼女の魅力をとり上げ(約10年前にターミーで一躍十代のアイドルとなったデビー・レイノルズジゼットでサンドラ・ディーの代役として数百万のファンを獲得したデビー・ウォーリーに続く第三のデビュー)としてこの幸運な名前をもった少女に最大の賛辞を与えています。 |
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スコット家はある町の中流家庭。プールを共有した(90ブリストル.コート)と呼ばれる三軒の上品で可愛い家の一つに住んで居ります。
その家族を紹介すると美人の奥さんをもち、二人娘を愛しているが故に厳格な顔を見せることはあっても妻の説得と家庭の暖かい雰囲気を尊重する物わかりのいい父親スチーブを、リチャード・デニングがごきげんで演じています。
リチャード・デニングと組んで来シーズンまでには恐らく全米一の(完全の夫婦)になるだろうと言われているのがカレンの母親バーバラ・スコット役のメリー・ラロッシュ。カレンの母親に相応しい優雅で魅力的な美人です。
スコット家は以上の両親と娘が二人います。カレンとその妹で長いヘアースタイルとおませで茶目っ気たっぷりな言動で笑わせる妹ミミの二人です。
ミミの現在の夢はオリンピック100mレースで優勝することにあります。
この役には12才にしてすでに名子役の名をほしいままにした芸達者ジーナ・ギレスピーが扮します。
スコット家には欠かせぬ存在としていつも失敗ばかりしている、そそっかしいコック役のおばさんフローレンスがいます。
扮するは最も優れたコメディエンヌとして有名なボボ・ルイス。
さてカレンですが彼女は決して優等生でもなければ気狂いじみたビート族でもありません。
典型的な(今日の少女)です。
決して挫けることもなければ天才的な才能をもっているものでもない、いつも背のびをして大人になろうとしているオマセで可愛い少女です。
この役を演ずるデビー.ワトソンは役柄16才より若い14才の少女で全くの新人ですが、幾つかの小舞台やアマチュア演劇の経験をもった(10年に一度のゴールデンガール)として注目されています。
テレビ放送番組キー.ステーションはフジテレビ。
放送時間は、毎週月曜日 午後7時30分〜8時 |
レコード・ジャケット |
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「KAREN」のテーマ曲はアメリカではビーチ・ボーイズの演奏ということになっています。
こちら日本ではザ・サファリーズがカバーしたのでしょうか?? |
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