2006年10月24日
福岡・中2自殺―関連ニュースまとめ
福岡・中2自殺の関連ニュースについてまとめました。
長いですが、興味がある方、このニュースについてあまりご存知でない方は読んでみてください。
・いじめ自殺:中2男子が自宅で首つり、遺書残し 福岡
福岡県筑前町立三輪中学校2年生の男子生徒(13)が、自宅で首つり自殺していたことが、分かった。近くに「いじめで耐えられません」などと書かれた遺書があり、町教育委員会や県警朝倉署が背景について調べを始めた。
町教委や同署などの調べでは、11日午後、男子生徒が、同町の自宅の物置内で首をつって死んでいるのを、祖父が見つけた。遺書は学校で配布されたプリント紙の裏側やスケッチブックなど計3枚で、1枚は上着のポケットの中に、もう1枚は遺体の足元にあり、スケッチブックは学校の美術室に置いてあった。
「お父さん、お母さん、こんなだめ息子でごめん」などと走り書きされていた。先日引退表明した競走馬ディープインパクトのファンで、「生まれかわったらディープインパクトの子供で最強になりたい」とも書かれていた。
複数の関係者によると、生徒は自殺した当日、学校の友人に「おれは今日死ぬ」と自殺をほのめかしていたという。
生徒は今年9月からバレー部主将を務め、学校を欠席することもなく、明るくあいさつする活発な子で、成績も悪くなかったという。
三輪中は12日に全校集会を開き、生徒の自殺を報告。12、13日には、全生徒を対象に「何か心当たりはないか」と問いかけるアンケートを実施した。臨床心理士4人を招いて、生徒全員の面談も始めている。13日からの中間試験も延期した。
自殺した生徒の父親(40)は13日夜、自宅前で報道陣の質問に答え、「以前も別の生徒がいじめられてけがをしたことがあった。学校は二度と起きないように対応すると約束したのに、またいじめが起こった。息子がなぜこんなことになったのか究明してほしい」と話した。祖父は「弟たちに風呂の準備をしてあげるような優しい子だった。まだ13歳ですよ……」と声を詰まらせた。
三輪中の合谷智校長と中原敏隆町教育長が13日夜、同校で会見した。合谷校長は「サインが出ていたのかもしれないが、気が付かなかった。教師、生徒、保護者の距離を詰めるよう努力してきたが、できていなかった」と話した。
中原教育長は「13歳という若い命を失ったことは残念。いじめがあったという認識に立ち、自殺の原因を解明したい」と語った。
■生徒の遺書の主な内容■
「遺言 お金はすべて学校に寄付します。うざい奴等はとりつきます。さよなら」
「いじめが原因です。いたって本気です。さようなら」
「seeyouagein? 人生のフィナーレがきました さようなら さようなら さよ〜なら〜」
「生まれかわったら ディープインパクトの子供で最強になりたいと思います」
「お母さん お父さん こんなだめ息子でごめん 今までありがとう。いじめられてもういきていけない」
―毎日新聞より
・自殺当日、トイレでいじめ ズボンずり下ろされる
福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)が自宅で自殺した問題で、町教育委員会と合谷智校長が町役場で14日、会見し、男子生徒は自殺当日、トイレでズボンを少しずり下ろされるいじめを受けていたことを明らかにした。
町教委や合谷校長によると、男子生徒は自殺した11日、放課後の前に、トイレの中で近くにいた7人の生徒に対し「自分は死ぬ」などと言ったという。
男子生徒は「本気なら下腹部を見せろ」という趣旨のことを言われ、ズボンを無理やりずり下ろされた。男子生徒は抵抗したという。
合谷校長は「この行為はいじめに当たると考えている」と話した。
また、自殺当日の1、3、5時間目の授業中や休み時間、男子生徒は同級生らに「死ぬ」「死にたい」などと話した。
6時間目の美術の授業では、同級生と相談しながらスケッチブックに走り書きのような遺書を記した。いずれも同級生らは本気にしていなかったという。
三輪中学校は男子生徒の自殺後、校内でアンケートや聞き取り調査をした。合谷校長は「日常的にいじめ行為があったかどうか、今後さらに調査をしたい」と話した。
―山陽新聞より
・福岡いじめ自殺 担任教諭も生徒をいじめていた
「君は偽善者にもなれない偽善者だ」「おまえは太っているから豚だね」
福岡県筑前町で、町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、学校側は15日、「1年生時の担任に言葉によるいじめがあった」として、生徒の両親に謝罪した。この日、いじめの有無などに関する調査の経過報告で学校幹部らが生徒宅を訪れた際、校長や当時担任で現在は学年主任の教諭(47)が、両親の追及に答える形で認めた。
同校の合谷智校長は16日未明、町役場で記者会見し「担任教諭の言動がいじめであるという認識に立ち、自殺との因果関係を調べる」と述べた。校長によると、教諭は自殺した生徒に「君は偽善者にもなれない偽善者だ」と級友の前でののしった。別の女子生徒には授業中に「おまえは太っているから豚だね」と言ったこともあるという。
両親は「教師が率先していじめていたとすれば、絶対に許すことができない。すべての真実が知りたい」と、学校側にさらなる調査と報告を求めた。教諭は両親に「一生をかけて償います」とわびた。父親(40)によると、1年生の時に男子生徒が自宅で見ていたインターネットの内容を両親が担任に相談したところ、担任は後日、相談内容を同級生に暴露し、クラスで男子生徒に不本意なあだ名が付けられた。担任は男子生徒を「うそつき」とからかったりもした。
また担任は、学業成績をイチゴの品種に例え「(高価な)あまおう」「とよのか」「ジャムにもならない」「出荷できない」などとランク分けして生徒を呼んでいた。男子生徒は成績上位で「あまおう」と呼ばれたが、父親は「親としては、こうした教師の格差意識が、いじめを助長したと受け止めている」という。
担任は一連の言動を認めた際、自らの行為の結果、男子生徒と級友の関係がぎこちなくなっていったことを「自覚していた」と話した。男子生徒は4種類の遺書を残し、「もういきていけない」「さようなら」などのほか「お金はすべて学校に寄付します」「貯金は学級にあげます」などの記述があることから、父親は「他の生徒から金銭を要求されるようないじめも受けていたのではないか。学校は全部を明らかにしてほしい」と話している。
―東京新聞より
・「担任の言動がいじめに」・福岡中2自殺、学校側が謝罪
福岡県筑前町で、町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、学校側は15日、「1年生時の担任にいじめを誘発する言動があった」として、生徒の両親に謝罪した。この日、いじめの有無などに関する調査の経過報告で学校幹部らが生徒宅を訪れた際、校長や当時担任で現在は学年主任の教諭が、両親の追及に答える形で認めたという。
三輪中の合谷智校長は16日未明、町役場で記者会見し「担任教諭の言動がいじめであるという認識に立ち、自殺との因果関係を調べる」と述べた。
両親は「教師が率先していじめていたとすれば、絶対に許すことができない。すべての真実が知りたい」と、さらなる調査と報告を求めた。
父親(40)によると、1年生の時に男子生徒が自宅で見ていたインターネットの内容を両親が担任に相談したところ、担任は後日、相談内容を同級生に暴露し、クラスで男子生徒に不本意なあだ名が付けられた。担任は級友の前で男子生徒を「偽善者」「うそつき」とからかったりもした。
―日経新聞より
・いじめ先生、精神的ショックで入院…抗議は3300件に
福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、いじめを誘発する言動があった1年生時の担任で現在2年の学年主任を務める男性教諭(47)が、精神的ショックで入院したことが18日、分かった。
町役場や町教育委員会には苦情や抗議の電話、メールが相次いでおり、18日までに計約3300件に上った。厳しい抗議がほとんどだという。
福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、男子生徒の1年時の担任(47)=現・学年主任=が体調を崩し、入院していることが18日、分かった。主任は、男子生徒が1年時、男子生徒に関して母親が相談したことを他の生徒に暴露。
さらに、男子生徒を「うそつき」と呼ぶなどの言動を繰り返していたが、その後、体調を崩していた。
―毎日新聞より
・「先生もからかっていたから」同級生が遺族に告白し謝罪
福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを受けたという遺書を残して自殺した問題で、同級生が「先生がからかうようなことをしているから、自分たちもしていいと思った」という趣旨の発言を遺族にしていたことがわかった。遺族が朝日新聞のインタビューに対し、明らかにした。
遺族によると、焼香などに訪れた複数の同級生の男子が「自分の発言で死んでしまったのではないか」と、気に病んでいる様子で遺族に告白し、謝罪した。その上で、同級生らは、1年生の時の担任教諭の生徒に対する言動を見て、「自分たちもしていいと思った」と話した。泣きながら話し、疲れた様子で「眠れない」「気力がない」と訴えた生徒もいたという。
同級生の告白について遺族側は「すごく勇気のいることだったと思う。正直に言ってくれたので私たちは彼らに(責めるようなことも)何も言わなかった。子どもたちが一歩ずつ前進しようとしていると感じた」と話している。
同校の合谷智(ごうや・さとし)校長は、自殺原因の詳細は調査中としながらも、教諭による不適切な言動が生徒の同級生に波及し、自殺の誘因になったとの見方を示してきた。遺族に対する同級生の発言は、そのことを改めて裏付けた形だ。教諭は、生徒が友人が落とした文具を拾ってあげた際に「偽善者にもなれない偽善者」と言うなどしたとされる。
―朝日新聞より
・福岡中2自殺 いじめ集団1年前からしつこく 死後「せいせいした」
福岡県筑前町の中学二年男子生徒(13)による自殺事件で、同級生の一部のグループが、一年前からたびたび、「死ね」「うそつき」などと生徒をののしっていたほか、自殺後も学校で「せいせいした」などと口にしていたことが二十一日、複数の関係者の証言で分かった。生徒を自殺に追い込んだいじめ行為の根深さを物語る証言で、福岡県警もこの情報を把握しており、近く同級生らから事情を聴くことにしている。
証言によると、いじめは主に特定のグループによって繰り返されていた。その中の一人は一年前から被害生徒を「死ね」「うそつき」などと罵倒(ばとう)。「近寄らんめえよ(近寄らないがいいよ)」と、周囲に無視を呼び掛けることもあったという。生徒が自殺した十一日には、別のメンバーが教室で生徒の机をたたき、「消えろ」と大声でののしった。
また、自殺後も「せいせいした」「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」「おれ、のろわれるかもしれん」などと校内で友人に話したほか、十三日の通夜の席では、笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。
メンバーたちは二十一日までに、入れ替わり生徒宅を訪れ遺族に謝罪。その際、これらの行為の一部を認め「(自分も同じ立場だったら)死にたくなる」などと答えた。さらに被害生徒が一年生の時、いじめを誘発する発言をしたとされる男性担任教諭(47)の言動を見て「先生と一緒になってからかったりしてました」と、教諭の影響があったことも口にしたという。
―北海道新聞より
少年ののこした遺書。

モブログランキング
トプログランキング
嫌韓派ランキング!
長いですが、興味がある方、このニュースについてあまりご存知でない方は読んでみてください。
・いじめ自殺:中2男子が自宅で首つり、遺書残し 福岡
福岡県筑前町立三輪中学校2年生の男子生徒(13)が、自宅で首つり自殺していたことが、分かった。近くに「いじめで耐えられません」などと書かれた遺書があり、町教育委員会や県警朝倉署が背景について調べを始めた。
町教委や同署などの調べでは、11日午後、男子生徒が、同町の自宅の物置内で首をつって死んでいるのを、祖父が見つけた。遺書は学校で配布されたプリント紙の裏側やスケッチブックなど計3枚で、1枚は上着のポケットの中に、もう1枚は遺体の足元にあり、スケッチブックは学校の美術室に置いてあった。
「お父さん、お母さん、こんなだめ息子でごめん」などと走り書きされていた。先日引退表明した競走馬ディープインパクトのファンで、「生まれかわったらディープインパクトの子供で最強になりたい」とも書かれていた。
複数の関係者によると、生徒は自殺した当日、学校の友人に「おれは今日死ぬ」と自殺をほのめかしていたという。
生徒は今年9月からバレー部主将を務め、学校を欠席することもなく、明るくあいさつする活発な子で、成績も悪くなかったという。
三輪中は12日に全校集会を開き、生徒の自殺を報告。12、13日には、全生徒を対象に「何か心当たりはないか」と問いかけるアンケートを実施した。臨床心理士4人を招いて、生徒全員の面談も始めている。13日からの中間試験も延期した。
自殺した生徒の父親(40)は13日夜、自宅前で報道陣の質問に答え、「以前も別の生徒がいじめられてけがをしたことがあった。学校は二度と起きないように対応すると約束したのに、またいじめが起こった。息子がなぜこんなことになったのか究明してほしい」と話した。祖父は「弟たちに風呂の準備をしてあげるような優しい子だった。まだ13歳ですよ……」と声を詰まらせた。
三輪中の合谷智校長と中原敏隆町教育長が13日夜、同校で会見した。合谷校長は「サインが出ていたのかもしれないが、気が付かなかった。教師、生徒、保護者の距離を詰めるよう努力してきたが、できていなかった」と話した。
中原教育長は「13歳という若い命を失ったことは残念。いじめがあったという認識に立ち、自殺の原因を解明したい」と語った。
■生徒の遺書の主な内容■
「遺言 お金はすべて学校に寄付します。うざい奴等はとりつきます。さよなら」
「いじめが原因です。いたって本気です。さようなら」
「seeyouagein? 人生のフィナーレがきました さようなら さようなら さよ〜なら〜」
「生まれかわったら ディープインパクトの子供で最強になりたいと思います」
「お母さん お父さん こんなだめ息子でごめん 今までありがとう。いじめられてもういきていけない」
―毎日新聞より
・自殺当日、トイレでいじめ ズボンずり下ろされる
福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)が自宅で自殺した問題で、町教育委員会と合谷智校長が町役場で14日、会見し、男子生徒は自殺当日、トイレでズボンを少しずり下ろされるいじめを受けていたことを明らかにした。
町教委や合谷校長によると、男子生徒は自殺した11日、放課後の前に、トイレの中で近くにいた7人の生徒に対し「自分は死ぬ」などと言ったという。
男子生徒は「本気なら下腹部を見せろ」という趣旨のことを言われ、ズボンを無理やりずり下ろされた。男子生徒は抵抗したという。
合谷校長は「この行為はいじめに当たると考えている」と話した。
また、自殺当日の1、3、5時間目の授業中や休み時間、男子生徒は同級生らに「死ぬ」「死にたい」などと話した。
6時間目の美術の授業では、同級生と相談しながらスケッチブックに走り書きのような遺書を記した。いずれも同級生らは本気にしていなかったという。
三輪中学校は男子生徒の自殺後、校内でアンケートや聞き取り調査をした。合谷校長は「日常的にいじめ行為があったかどうか、今後さらに調査をしたい」と話した。
―山陽新聞より
・福岡いじめ自殺 担任教諭も生徒をいじめていた
「君は偽善者にもなれない偽善者だ」「おまえは太っているから豚だね」
福岡県筑前町で、町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、学校側は15日、「1年生時の担任に言葉によるいじめがあった」として、生徒の両親に謝罪した。この日、いじめの有無などに関する調査の経過報告で学校幹部らが生徒宅を訪れた際、校長や当時担任で現在は学年主任の教諭(47)が、両親の追及に答える形で認めた。
同校の合谷智校長は16日未明、町役場で記者会見し「担任教諭の言動がいじめであるという認識に立ち、自殺との因果関係を調べる」と述べた。校長によると、教諭は自殺した生徒に「君は偽善者にもなれない偽善者だ」と級友の前でののしった。別の女子生徒には授業中に「おまえは太っているから豚だね」と言ったこともあるという。
両親は「教師が率先していじめていたとすれば、絶対に許すことができない。すべての真実が知りたい」と、学校側にさらなる調査と報告を求めた。教諭は両親に「一生をかけて償います」とわびた。父親(40)によると、1年生の時に男子生徒が自宅で見ていたインターネットの内容を両親が担任に相談したところ、担任は後日、相談内容を同級生に暴露し、クラスで男子生徒に不本意なあだ名が付けられた。担任は男子生徒を「うそつき」とからかったりもした。
また担任は、学業成績をイチゴの品種に例え「(高価な)あまおう」「とよのか」「ジャムにもならない」「出荷できない」などとランク分けして生徒を呼んでいた。男子生徒は成績上位で「あまおう」と呼ばれたが、父親は「親としては、こうした教師の格差意識が、いじめを助長したと受け止めている」という。
担任は一連の言動を認めた際、自らの行為の結果、男子生徒と級友の関係がぎこちなくなっていったことを「自覚していた」と話した。男子生徒は4種類の遺書を残し、「もういきていけない」「さようなら」などのほか「お金はすべて学校に寄付します」「貯金は学級にあげます」などの記述があることから、父親は「他の生徒から金銭を要求されるようないじめも受けていたのではないか。学校は全部を明らかにしてほしい」と話している。
―東京新聞より
・「担任の言動がいじめに」・福岡中2自殺、学校側が謝罪
福岡県筑前町で、町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、学校側は15日、「1年生時の担任にいじめを誘発する言動があった」として、生徒の両親に謝罪した。この日、いじめの有無などに関する調査の経過報告で学校幹部らが生徒宅を訪れた際、校長や当時担任で現在は学年主任の教諭が、両親の追及に答える形で認めたという。
三輪中の合谷智校長は16日未明、町役場で記者会見し「担任教諭の言動がいじめであるという認識に立ち、自殺との因果関係を調べる」と述べた。
両親は「教師が率先していじめていたとすれば、絶対に許すことができない。すべての真実が知りたい」と、さらなる調査と報告を求めた。
父親(40)によると、1年生の時に男子生徒が自宅で見ていたインターネットの内容を両親が担任に相談したところ、担任は後日、相談内容を同級生に暴露し、クラスで男子生徒に不本意なあだ名が付けられた。担任は級友の前で男子生徒を「偽善者」「うそつき」とからかったりもした。
―日経新聞より
・いじめ先生、精神的ショックで入院…抗議は3300件に
福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、いじめを誘発する言動があった1年生時の担任で現在2年の学年主任を務める男性教諭(47)が、精神的ショックで入院したことが18日、分かった。
町役場や町教育委員会には苦情や抗議の電話、メールが相次いでおり、18日までに計約3300件に上った。厳しい抗議がほとんどだという。
福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、男子生徒の1年時の担任(47)=現・学年主任=が体調を崩し、入院していることが18日、分かった。主任は、男子生徒が1年時、男子生徒に関して母親が相談したことを他の生徒に暴露。
さらに、男子生徒を「うそつき」と呼ぶなどの言動を繰り返していたが、その後、体調を崩していた。
―毎日新聞より
・「先生もからかっていたから」同級生が遺族に告白し謝罪
福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを受けたという遺書を残して自殺した問題で、同級生が「先生がからかうようなことをしているから、自分たちもしていいと思った」という趣旨の発言を遺族にしていたことがわかった。遺族が朝日新聞のインタビューに対し、明らかにした。
遺族によると、焼香などに訪れた複数の同級生の男子が「自分の発言で死んでしまったのではないか」と、気に病んでいる様子で遺族に告白し、謝罪した。その上で、同級生らは、1年生の時の担任教諭の生徒に対する言動を見て、「自分たちもしていいと思った」と話した。泣きながら話し、疲れた様子で「眠れない」「気力がない」と訴えた生徒もいたという。
同級生の告白について遺族側は「すごく勇気のいることだったと思う。正直に言ってくれたので私たちは彼らに(責めるようなことも)何も言わなかった。子どもたちが一歩ずつ前進しようとしていると感じた」と話している。
同校の合谷智(ごうや・さとし)校長は、自殺原因の詳細は調査中としながらも、教諭による不適切な言動が生徒の同級生に波及し、自殺の誘因になったとの見方を示してきた。遺族に対する同級生の発言は、そのことを改めて裏付けた形だ。教諭は、生徒が友人が落とした文具を拾ってあげた際に「偽善者にもなれない偽善者」と言うなどしたとされる。
―朝日新聞より
・福岡中2自殺 いじめ集団1年前からしつこく 死後「せいせいした」
福岡県筑前町の中学二年男子生徒(13)による自殺事件で、同級生の一部のグループが、一年前からたびたび、「死ね」「うそつき」などと生徒をののしっていたほか、自殺後も学校で「せいせいした」などと口にしていたことが二十一日、複数の関係者の証言で分かった。生徒を自殺に追い込んだいじめ行為の根深さを物語る証言で、福岡県警もこの情報を把握しており、近く同級生らから事情を聴くことにしている。
証言によると、いじめは主に特定のグループによって繰り返されていた。その中の一人は一年前から被害生徒を「死ね」「うそつき」などと罵倒(ばとう)。「近寄らんめえよ(近寄らないがいいよ)」と、周囲に無視を呼び掛けることもあったという。生徒が自殺した十一日には、別のメンバーが教室で生徒の机をたたき、「消えろ」と大声でののしった。
また、自殺後も「せいせいした」「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」「おれ、のろわれるかもしれん」などと校内で友人に話したほか、十三日の通夜の席では、笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。
メンバーたちは二十一日までに、入れ替わり生徒宅を訪れ遺族に謝罪。その際、これらの行為の一部を認め「(自分も同じ立場だったら)死にたくなる」などと答えた。さらに被害生徒が一年生の時、いじめを誘発する発言をしたとされる男性担任教諭(47)の言動を見て「先生と一緒になってからかったりしてました」と、教諭の影響があったことも口にしたという。
―北海道新聞より
少年ののこした遺書。
モブログランキング
トプログランキング
嫌韓派ランキング!