いじめ自殺]中2男子が自宅で首つり、遺書残し 福岡
福岡県筑前町立三輪中学校2年生の男子生徒(13)が、自宅で首つり自殺していたことが、分かった。近くに「いじめで耐えられません」などと書かれた遺書があり、町教育委員会や県警朝倉署が背景について調べを始めた。 町教委や同署などの調べでは、11日午後、男子生徒が、同町の自宅の物置内で首をつって死んでいるのを、祖父が見つけた。遺書は学校で配布されたプリント紙の裏側やスケッチブックなど計3枚で、1枚は上着のポケットの中に、もう1枚は遺体の足元にあり、スケッチブックは学校の美術室に置いてあった。 「お父さん、お母さん、こんなだめ息子でごめん」などと走り書きされていた。先日引退表明した競走馬ディープインパクトのファンで、「生まれかわったらディープインパクトの子供で最強になりたい」とも書かれていた。 複数の関係者によると、生徒は自殺した当日、学校の友人に「おれは今日死ぬ」と自殺をほのめかしていたという。 生徒は今年9月からバレー部主将を務め、学校を欠席することもなく、明るくあいさつする活発な子で、成績も悪くなかったという。 三輪中は12日に全校集会を開き、生徒の自殺を報告。12、13日には、全生徒を対象に「何か心当たりはないか」と問いかけるアンケートを実施した。臨床心理士4人を招いて、生徒全員の面談も始めている。13日からの中間試験も延期した。【川上敏文、高橋咲子】 = ◇ = 自殺した生徒の父親(40)は13日夜、自宅前で報道陣の質問に答え、「以前も別の生徒がいじめられてけがをしたことがあった。学校は二度と起きないように対応すると約束したのに、またいじめが起こった。息子がなぜこんなことになったのか究明してほしい」と話した。祖父は「弟たちに風呂の準備をしてあげるような優しい子だった。まだ13歳ですよ……」と声を詰まらせた。 三輪中の合谷智校長と中原敏隆町教育長が13日夜、同校で会見した。合谷校長は「サインが出ていたのかもしれないが、気が付かなかった。教師、生徒、保護者の距離を詰めるよう努力してきたが、できていなかった」と話した。 中原教育長は「13歳という若い命を失ったことは残念。いじめがあったという認識に立ち、自殺の原因を解明したい」と語った。 ■生徒の遺書の主な内容■ 「遺言 お金はすべて学校に寄付します。うざい奴等はとりつきます。さよなら」 「いじめが原因です。いたって本気です。さようなら」 「seeyouagein? 人生のフィナーレがきました さようなら さようなら さよ〜なら〜」 「生まれかわったら ディープインパクトの子供で最強になりたいと思います」 「お母さん お父さん こんなだめ息子でごめん 今までありがとう。いじめられてもういきていけない」 2006年10月14日03時31分
親にさえ相談しないで死を選ぶ子。
悲しすぎます。 こんな家庭になったのは憲法に家庭の大切さを謳っていないから。 家庭の保護を謳っていない憲法は世界でも少ない。日本の憲法は「個人の尊重」を強調しすぎた余り、個人を育てる「家庭」や「家族」を尊重していない。 先ずは憲法で「社会の基盤は家庭である」ことを明らかにして、「家族を大切にする心」を取り戻しましょう。 若い人達が非行にはしったり、引きこもったりしているのは、「親の世代に家庭を大切にする心」がないからでしょう。
戦後、経済発展に力を入れものすごい経済成長をとげた日本。
でもその裏で家庭が犠牲になっていたのです。 現憲法は個人を尊重しているだけですから個人の利益・利権確保には都合がよく、親が子よりも自分の生き方を優先しても異端に見られません。それが働き蜂の親を作り出し経済発展につながっていきました。でも、その親達の子どもは世間では「鍵っ子」とよばれました。彼らは親の愛情を知らずに育ちました。 その「鍵っ子」今の親の世代です。 親の愛情を受けずに育った親に子に愛情を示せるはずがありません。
日本は十分に経済発展をしました。
そろそろ家庭を顧みましょう。 子ども達の苦悩を親が理解しましょう。子ども達のサインを受け取りましょう。
ボタンの掛け違いは憲法から始まりました。ですから憲法に「家庭の尊重と保護」を謳いましょう。
暖かい家庭を取り戻すために。 |